市政 City Administration
メッセージ

大物事務次官の退任

 平成24年、市長一期目の当選時、五島市の財政運営に大きな影響を与える「合併算定替終了」に、どう対応するか悩んでいました。五島市の収入(約300億円)の半分を占める地方交付税が平成27年度から段階的に減らされ、最終的に約30億円が減額されるという試算が示されていたのです。
 合併算定替が終了すると、人口4万人程度の市は、市役所の支所や消防の出張所の財源がそれぞれ1か所分しか手当されず、福江島にある4つの支所・消防出張所の存続が難しくなります。
 谷川代議士に相談すると、総務省の佐藤自治財政局長が、現地調査のため五島市を訪問。新上五島町の江上町長と一緒に、合併市町の支所や消防出張所の大切さを説明しました。玉之浦町の現場も見てもらい、佐藤局長は、私たちの話を熱心に聞いてくれました。その後、合併した379の市で構成する「財政対策連絡協議会」の幹事に就任。国会や総務省に何度もお願いに行きました。
 佐藤局長は、「合併した市町の財政運営が出来なくなるようなことはしない」と応対。事務次官就任後も、その姿勢は変わらず、全国で約9,500億円減額になる見込みが約2,800億円まで圧縮されました。
 五島市も約30億円の減額が約10億円の減額で済みました。これは、収入が毎年20億円違うことになります。

 佐藤事務次官は、その仕事振りから留任のうわさもあったそうですが、今年7月に退任されました。

 佐藤事務次官には、五島市の活性化を手伝ってくれる人材の派遣もお願いしていました。これも実現し、今年7月に総務省から派遣されてきたのが、塩川徳也地域振興部長(29歳)です。家族も連れての来島。8月26日の夕やけマラソンでは、スーツ姿で力走してくれました。
 これから、市民の皆さまのところにお伺いすることもあると思います。気軽に声をかけていただければ幸いです。