よかよか五島百景~黄島~
2011年10月04日付

その4
軍事上の重要拠点

黄島は軍事上の重要拠点だった。

寛永14年(1637年)、五島藩領内にある
七つの遠見番所のひとつ「黄島遠見番所」が
設置された。
番所では、鎖国政策の中、
唯一の貿易港である長崎港に行き来する
中国船・オランダ船の監視や、
密貿易の監視を行った。
江戸時代末期になると、
ロシア・イギリス・アメリカ・フランスなどの
異国船が五島近海に現れるようになり島民は気が気でなかったそうだ。

昭和9年(1934年)に設置された黄島灯台も重要な役割を果たした。
太平洋戦争当時、アメリカのB29は、
九州を爆撃に行く際に黄島上空を通過していたため、
九州各地への空襲警報は黄島から無線で連絡していたそうだ。

黄島は、興味深い話がつきない。
今回拾えたものは、その繁栄期の歴史のホンの一部。
まだまだネタは埋まっている。

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