日本初 海に浮かぶ発電所 Part1
2012年07月03日付

その4
環境省 横光副大臣が視察(2)

平成24年6月、環境省の横光副大臣が
浮体式洋上風力発電小規模実験機を
視察されました。
※視察の様子については、
「環境省 横光副大臣が視察されました(1)を」ご覧ください。


視察後は、中尾市長や関係機関と懇談されました。
懇談会での横光副大臣と中尾市長の会話を
ご紹介します。



横光副大臣「漁業関係者も理解してくれてね。大変だったでしょう。」


中尾市長「最初、市役所に事業関係者や大学の方がおみえになってお話したんですが、
     漁業権に関しては補償がないということで、
     認可がおりてからはダメだと申し上げ、
     うまくいくように計画の段階から漁業者の方や町内会長さん、
     漁協の組合長さんに一緒になって参加してもらって会合をしたんですよ。

     ここは甘鯛の漁場だからとか、ここは深くなっているからとか、
     また俺たちの船を使ってくれとか、
     地元も一緒になってやってる気分になりましたね。
     漁業者は性格がキッパリしているから
     理解してくれれば協力は早いんですよね。」


横光副大臣「日本での初めての試みでこういった場所をいろんな研究者で決めて、
      (五島市椛島沖に設置を)お願いすることになったんですが、
      肝心の漁業関係者がNOって言ったら難しいですからね。
      そこんところを最初から取り組んでいただいたんですね。
      風の流れとか魚の場所などに詳しいのは漁業関係者ですからね。」


横光副大臣「今日は、ものすごく波が荒かったんですけど、
      (小規模実験機は)荒波の中にビクともせんですね。
      どこかに固定しているのかと思うぐらいでした。
      すごいですね、日本の技術力は。
      洋上風力はこれから世界の最先端を走るでしょう。」


中尾市長「漁船は燃油が高くて遠くまで行けないんですよ、漁価は低いし。
     風で生んだエネルギーを船に積んで、漁に出ることができればいい、
     これが私の夢ですね。」


横光副大臣「これからは不可能ではありませんよ、蓄電が必要ですが。
      電気自動車の例もありますから。
      来年から2メガワット(の電力)をどう使うか。
      漁業の方にも還元できるように。」


中尾市長「今度、延長された離島振興法も柔軟な中身になりました。
     島の人が住み続けられる、維持環境が整えられるなど。
     今日はありがとうございました。うれしかったです。」


横光副大臣「私も良かったです、いろんなところが見られて。
      新しい技術が始まる、第一歩がここ(五島)ですから。
      これからも実用化に向けていろんなところから
      参考にしていただけると思いますよ。
      今日はどうもありがとうございました。」

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