平成30年度活動報告

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平成30年度活動報告

ジオパークに関する活動状況をお知らせします。

中央公民館(みのり教室)で出前講座を行いました

平成30年11月13日(火曜日)、中央公民館(みのり教室)でジオパークの出前講座「『ジオパーク』て何だろう?」を開催しました。

まずジオパークの取り組み内容と五島列島全体の地質について講義を行いました。

鬼岳を含む福江火山群は活火山に指定されていること、そして、五島の火山の特徴は単成火山で、同じ場所から噴火しないことなどを説明しました。

受講者の方々は五島の地層や火山の成り立ちについて興味深く学んでいました。

次に、磁石を使って石の種類について説明しました。

溶岩などの玄武岩質の石は鉄分が含まれているため、磁石にくっつきます。受講生のみなさんは実際に玄武岩質の石に磁石をくっつけながら観察を行いました。みなさん夢中になりながら石の観察を行っていました。

ジオパークを通して地域の魅力を改めて知っていただく機会となりました。

写真を見ながら受講している教室のみなさん

磁石を使って石の種類を調べている様子


盈進小学校の6年生が岩石について学びました

平成30年11月6日(火曜日)、盈進小学校6年生の児童たちが理科学習と盈進ふるさと学習として、五島列島ジオパーク構想のジオサイト候補地の一つである富江の天保海岸の岩石と校庭にある岩石標本について学びました。

まず、前回の授業で拾ってきた天保海岸の岩石について調べました。五島列島ジオパーク推進協議会の専門員が講師となり、磁石とお酢を使った岩石の調べ方を紹介しました。天保海岸には玄武岩質の溶岩でできた岩石があり、その岩石には鉄分が含まれているため磁石を近づけるとくっつきます。また、石灰岩などカルシウム分を含む岩石はお酢をかけると泡が出ます。

実際に磁石とお酢を使って実験をし、岩石の違いを学びました。

次に、校庭にある岩石の標本について学びました。盈進小学校の校庭には21個の岩石標本があります。それぞれの岩石の特徴や種類について専門員と一緒に学びました。

「こんなにたくさんの岩石があることを知らなかった」「岩石の調べ方が分かった」と、楽しみながら学習を行っていました。

磁石を使って岩石の種類を調べている児童たちの様子

校庭にある岩石標本の種類について調べている様子


自然体験講座「七ツ岳登山」に参加しました

平成30年11月4日(日曜日)、鐙瀬ビジターセンターが開催した自然体験講座「七ツ岳登山」に参加しました。

出発前に、五島列島ジオパーク推進協議会専門員が、五島市がジオパークの取組を行っていることや、七ツ岳の成り立ちについて説明しました。

七ツ岳は、約1,500万年前に堆積した五島層群が、地下のマグマの熱を強く受けて変成し、周辺が侵食されて残った山です。登山道では五島層群(砂岩・泥岩の地層)や、五島層群に貫入している水晶などを観察することができました。

また、バクチノキやスダジイの巨木など様々な植物も観察することができ、山頂からは山内盆地をはじめ360度の展望を得ることができました。

五島の地質や自然、山内盆地の大きさを実感できる講座でした。

五島層群を観察している参加者たち

五島層群に貫入している水晶

七ツ岳山頂から見た山内盆地


盈進小学校の6年生が天保海岸の地層について学びました

平成30年10月24日(水曜日)、盈進小学校6年生の児童たちが理科学習と盈進ふるさと学習として、五島列島ジオパーク構想のジオサイト候補地の一つである富江の天保海岸について学びました。

五島列島ジオパーク推進協議会の専門員が講師となり、天保海岸の成り立ちや地層を観察することの面白さを説明しました。児童たちは興味深そうに話を聞いていました。

富江にある天保海岸では、下部の砂層が溶岩に覆われている様子を観察できます。また、砂の層の中には小石が多く含まれており、砂層と溶岩が接触する部分は溶岩の熱によって焼け、色が変わっていることが分かります。

児童たちは、実際に海岸にある地層の場所を探したり、手で触って地層の固さや種類を調べたりしました。「自分の住んでいるところにこんな地層があることを知った」「天保海岸の仕組みが分かった」と、楽しみながら学習しました。

地域にある貴重なものを、児童たちと一緒に学ぶ良い機会となりました。

地層の境を観察する様子

実際に触って地層を確認する様子

溶岩の地層と砂の地層の接触部分


第9回日本ジオパーク全国大会アポイ岳(北海道様似町)大会に参加しました

平成30年10月6日(土曜日)から10月8日(月曜日/祝日)にかけて、北海道様似郡様似町アポイ岳ジオパークで「第9回日本ジオパーク全国大会」が開催されました。

大会ではジオパークに関する基調講演や分科会のほか、各ジオパークの取組を紹介するポスター発表が行われました。五島列島ジオパーク推進協議会事務局も、五島列島ジオパーク構想の取組を紹介しました。

大会期間中は、全国のジオパーク関係者や、ジオパークに興味がある方々がポスターを見に来てくれました。五島列島ジオパーク構想の見どころやこれまで行ってきたジオパーク活動について説明や意見交換等を行いました。

この大会を通して、五島列島ジオパーク構想のPRや他のジオパークとの交流・意見交換を行うことができました。

この経験を、今後のジオパーク活動に活かしていきます。

また、平成31年の日本ジオパーク全国大会は九州ブロックで開催されます。開催期間は2019年11月1日(金曜日)から11月5日(火曜日)までの予定です。

全国のジオパーク関係者やジオパークに興味関心がある方々と交流できる機会です。興味がある方はぜひご参加ください。

大会開催の様子

各ジオパークの取組を紹介するポスター

五島列島ジオパーク推進協議会事務局員が見どころや活動内容について説明する様子


五島海陽高校で出前講座を行いました

平成30年9月19日(水曜日)、五島海陽高校で、地域振興系列の生徒18名を対象に出前講座「ジオパークって何だろう?」を開催しました。

まず教室でジオパークの取り組み内容と鬼岳周辺の地質について講義を行いました。

五島海陽高校は鬼岳の近くにあり学校が溶岩台地の上に建っていること、登校する際に通る坂道は溶岩の崖でできていることを説明し、日々の暮らしの中に大地(ジオ)を感じてもらいました。

次に、屋上に上り、学校の前に見える鬼岳の成り立ちについて観察しながら学びました。

鬼岳の方を見ると火山の山々が見え、後ろを見ると五島層群などでできた、成り立ちの違う山を観察することができました。

溶岩などの玄武岩質の石は鉄分が含まれているため磁石がつくことを説明し、実際に学校の中庭で磁石がつく石を探しました。

生徒のみなさんは石の観察を夢中で行っていました。ジオパークの視点から地域の魅力を再発見できた講座でした。

海陽高校での出前講座の様子

海陽高校屋上で鬼岳の観察

学校の中庭で石の観察


ジオパークガイド講習会(第1回)を開催しました

平成30年9月17日(月曜日/祝日)に、第1回ジオパークガイド講習会を開催しました。約20名の方にご参加いただきました。

講習会では、ジオパーク活動の目的や鬼岳・鐙瀬周辺のでき方と岩石の特長について説明があり、参加者の方々は真剣に耳を傾けていました。

また、鬼岳や鐙瀬溶岩海岸を空中写真で見て、鬼岳が馬蹄形になっていることや、周辺にも同じような火山があること、鐙瀬溶岩海岸が皺のようになっていて溶岩の流れた方向を知ることができました。

今まで気づかなかった特徴等を知ることができ、ジオ視点で五島市の魅力を再発見できた講習会でした。

現地見学では、火山噴出物の確認と、鬼岳火山群や鐙瀬溶岩海岸の成り立ちを学びました。

鬼岳や鐙瀬溶岩海岸にある火山噴出物をよく見ると、キラキラした結晶(斜長石)が中に入っているのを見つけることができます。

火山が噴火した際に、溶岩が斜長石を抱きかかえて一緒に出てきたそうです。

景色を楽しむだけでなく、足元にある石にも発見がたくさんあります。みなさまも鬼岳や鐙瀬溶岩海岸に行かれる際は、ぜひ観察してみてください。

鐙瀬ビジターセンターで開催した講習会

鬼岳中腹で火山弾を観察

溶岩に含まれるキラキラした石(白い部分が斜長石)

溶岩に包まれたスコリアの観察(鐙瀬溶岩海岸)


嵯峨島ジオツアー「夏休み!海と陸から嵯峨島を観察」を開催しました

平成30年8月26日(日曜日)、嵯峨島ジオツアー「夏休み!海と陸から嵯峨島を観察」を開催しました。当日は風が少し強かったのですが、無事船も出航し、約20名の参加者とともに海と陸から島を観察することができました。

まず船で嵯峨島を一周し、外側から島の様子を観察しました。嵯峨島の西側は波によって削られ、垂直に近い海食崖の絶壁を作っています。海上から眺めると、火山噴出物が重なり合う様子や、岩脈などを見ることができます。参加者たちは、普段なかなか見ることができない海食涯の様子を食い入るように見ていました。

次は、陸上から岩壁に絡みつくように育っているアコウの木や、火山噴出物でできた千畳敷などを観察しました。アコウの木は、枝や幹から多数の気根を垂らしていて、壮大な景観をしていました。ガイドの説明によると、鳥が種を運んだのではないかということでした。

次に向かった千畳敷では、火山噴出物がパイのように何層も重なっている様子を間近で観察しました。ほかにも、千畳敷にはポットホールや海食洞もあり、見どころ満載でした。

参加者の中には今回初めて嵯峨島に来た方がいました。「五島の魅力を知るきっかけになった」とのことです。

岩壁に枝を伸ばすアコウの木と、それを観察する参加者たち

陸から見た千畳敷と、その向うに広がる水平線

海から見た嵯峨島の海食崖


ジオパーク講演会「奈留島産の石を知ろう!」を開催しました

平成30年8月5日(日曜日)、奈留支所3階会議室でジオパーク講演会「奈留島産の石を知ろう!」を開催しました。講演会には地元奈留島の方や福江島の方など合せて約30名の参加がありました。

今回の講演会では、長年鉱物の研究をしている東京都市大学准教授の萩谷氏と、早稲田大学研究員の安井氏をお招きし、奈留島産の黒曜石と水晶についてお話いただきました。

水晶は含まれる成分によって色が付いたり、結合する向きで右巻きや左巻きになっているものがあるという説明があり、大変興味深いものでした。また、奈留島の双子水晶のようにきれいなハート型になるのは珍しいそうです。水晶が成長する途中で結合の仕方に変化が起きて分かれるという説明がありましたが、まだ研究の余地があるとのことでした。

そして奈留島の黒曜石については、福江島の岐宿の遺跡や大窄付近、鹿児島の硫黄島など、さまざまな場所の黒曜石との成分の比較結果など詳しい説明がありました。このような成分分析によって、遺跡などで発見された黒曜石がどこの産出のものかが分かるそうです。

水晶も黒曜石も昔は刃物などに加工していたとのお話もあり、暮らしと深いつながりがあると実感できる講演会でした。

ジオパーク講演会「奈留島産の石を知ろう!」の様子


「こども自然公園大会」ミニジオツアーを開催しました

平成30年5月3日(木曜日/祝日)に五島市観光協会が「こども自然公園大会」を鬼岳園地で開催。その中のイベントの一つとして、鬼岳周辺を巡るミニジオツアーを実施しました。参加者は、親子合わせて約30名。

鬼岳の頂上を目指し、30分かけてガイドと歩きながら、鬼岳がどのようにして形成されたのかを学びました。

ツアーの中では、鬼岳が県指定の天然記念物「鬼岳火山涙産地」であることも紹介され、写真を使いながら、火山涙(ペレーの涙)についての説明がありました。

また、鬼岳を形成している「スコリア」と呼ばれる火山噴出物や周辺に落ちている火山弾を観察しながらの説明もあり、みなさん興味津々でした。

鬼岳を含む福江火山群は活火山に指定されていることや、噴火がハワイの火山に似ていることなど、鬼岳の魅力をたくさん知ることができるツアーでした。

今後も体感しながら学べるジオツアーを実施していきます。みなさまのご参加をお待ちしています。

ミニジオツアーで鬼岳を散策している様子

スコリア観察の様子


第2回五島列島ジオパーク推進協議会総会を開催しました

平成30年4月26日(木曜日)に、第2回五島列島ジオパーク推進協議会総会を開催しました。総会の中では、平成29年度の事業実績や決算、平成30年度の事業計画や予算案などを審議しました。

平成30年度は、平成31年4月の日本ジオパークへの登録申請を目標に、様々な面で活動を強化します。市民のみなさまをはじめ、島内外へのジオパーク浸透やガイドの育成、子どもたちの教育現場での活用など、ジオパーク活動を積極的に展開します。

ジオパーク活動は、地域が一体となって、自分たちの地域の未来を考え続ける活動でもあります。みなさまの積極的な参画をお願いします。

第2回五島列島ジオパーク推進協議会総会開催の様子


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