椛島 椛島について
椛島 五島列島の小さな島の暮らし 



ホーム    椛島について    イベント    暮らし    アクセス    問合せ

北側上空約500メートル地点から撮影した椛島の全体写真です。
北側上空からのぞむ椛島。採石場は九州最大級の規模。右奥は伊福貴側です。


椛島の各集落の位置を表した説明図です。  伊福貴は島西側の大きな町。人口約90人の漁師町です。 本窯は島北側にある、人口約30人の静かな港町です。  その他にも点在集落がありそれぞれわずかに人が住んでいます。 芦ノ浦は島の東側にあるカクレキリシタンの里、首ノ浦はくびれてせまくなっていて陸地の幅はおよそ200メートルしかありません。竹ノ浦は潮が引くとプライベートビーチが表れます。大小瀬は眼下に広がる海の眺望が素晴らしく、鷹ん巣は山道を進んだ先のおうちです。椛島は大きく伊福貴町と本窯町にわかれています。
島の北側が本窯で、西側、南側が伊福貴です。

定期船が着くのは伊福貴港と本窯港。

伊福貴が大きな町で、本窯は元々代官屋敷のあった町です。

他にも点在集落があり、細々と人が暮らしています。

それらは元々、カクレキリシタンの方々の集まりでした。
わずかな人しか住んでいない集落は近い将来、無人になるかもしれません。

それぞれの地区で今でも、その場所らしい暮らしが息づいています。





各地区の紹介
伊福貴の町の様子を撮影した写真です。 港内の赤い桟橋や立ち並ぶ家々、山並みが写っています。伊福貴(イフキ)
 伊福貴は漁師町。今では人口も減りましたが、元々人が多く住んでいる地区です。商店や酒屋さん、民宿があり、水産加工施設も建っています。漁協では漁に出ていた船が魚を水揚げし、神社が2つと椛島唯一のお寺もあります。
 診療所と出張所の分室がひとつの建物にあり、診療所には医師が常駐しています。簡易郵便局もあります。
 県道を少し上がったところに元は保育園だったデイサービスセンターがあり、福江から通ってくる職員の方もいます。また、消防団や青壮年部の組織があり、椛島の若者は伊福貴に残っています。



本窯の町の様子を撮影した写真です。本窯の海に浮かぶ桟橋と周辺に建つ家々が写っています。本窯(モトガマ)
 本窯には市役所の出張所や郵便局があります。
 北側に真興産業の採石場があり、防波堤から見える海には金子産業のマグロ養殖のいけすが浮かんでいます。
 致彦山は椛島最高峰326mの山ですが、山頂に登る道はありません。
 商店などはなく、本窯港待合室に飲物の自動販売機があります。
 消防団は団員の平均年齢も高齢ですが、町の防災のため組織をしっかりと維持しています。
 夜は車が走ることも少なく、たまに漁船のエンジン音や、波のある時には桟橋のきしむ音が聞こえてくるような静かな港町です。 



芦ノ浦を見下ろした写真です。山あいの漁港から広がる海と空、そしてぽつんぽつんと建つ家が写っています。それ以外の点在集落
 各所にあった点在集落は、暮らす人の数も残っている場所も少なくなりました。
 東の海に面する芦ノ浦、細くくびれた椛島の中心 首ノ浦、そして竹ノ浦、鷹ん巣、大小瀬に交通機関もない場所でわずかな島民が暮らしています。
 水道を各自で管理していたり宅配便等の配達がなかったり、不便も多いですがそれぞれの土地の暮らしを守っています。今は無人の長刀、隠崎などは地名としても残っていますが、同じ苗字の方も住んでいらしたそう。
 これらは古くは「ヒラキ(開き)」などと呼ばれ、カクレキリシタンの人々が住み着いた土地。その子孫が今の椛島の点在集落に残っています。





椛島の歴史
写真が3枚あります。1枚目は、西側上空からの椛島。2枚目は、1964年ごろの伊福貴町。3枚目は、1986年ごろの本窯です。 旧本窯小学校近辺や首ノ浦からも縄文時代の石器が出土しており、古くは縄文時代から人が住んでいたようです。

 椛島の起こりは、平家の落人である伊王三郎が家臣を率いて1210年に当時無人島だった椛島の芦ノ浦に住み着いたのがはじめという説があります。

 その後も移り住んできた人々があり、その中にはキリシタンの方々も多くカクレキリシタンとして暮らしました。

 伊能忠敬も1813年に測量に訪れています。

 古くは田畑も多く塩作りなども行われていましたが、メインの産業は漁業。クジラ漁が行われていたこともあります。

 イワシ漁が盛んだった1950年頃には人口が3400人を越え(出稼ぎなどで実際にはもっとたくさんの人が住んでいたそう)、ピークを迎えます。

 その頃にはかんころの原料となるサツマイモなどの段々畑もたくさんありました。

 しかしその後、漁の不振で人は減り続け、真珠やハマチの養殖が行われていた時期もありましたが今はもうありません。

 今では採石場、マグロ養殖場以外の産業は漁業。公共機関を除いてほとんどの人が漁で生計を立てている、漁業の島です。







 いちばん上へもどる