わたしたちの五島市
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人々はどんな仕事をしているの
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五島牛
学習問題
五島牛の飼育をしている人は、
どのようなどりょくやくふうをしているのだろう。
肉牛はどのようにしてそだてられているのかな?
たねつけ 平戸市田平町にある施設からマイナス200度ぐらいに冷凍されたオス牛のたね(精子)を買い,メス牛にたねつけをする。1回目のたねつけは,生後1年2ヶ月頃に行われ,生後2年で1頭目の子牛がうまれる。その後,1年に1回のペースでたねつけが行われ,1頭のメス牛から平均10頭の子牛がうまれる。メス牛が年をとりすぎると子牛が小さくなるので,年を取った牛にはたねつけをしない。
たんじょう およそ10ヶ月(280~285日)後,体重30~40kgの子牛が生まれる。生まれた子牛は,生後3日で親牛からはなして1頭ずつゲージに入れ,人間の手で育てられる。
きょせい 生後4ヶ月から5ヶ月で,オスの子牛はきょせいする。
*肉のしつをよくするため
出荷 子牛は1日に1kgぐらいのペースで体重がふえ,生後8~10ヶ月になったら2ヶ月に1回行われる牛のせり市に出す。出荷する時の体重は,オスが280~300kg,メスが240~270kgである。五島市では,1年間に3000頭ほどが出荷される。
肉牛をそだてている農家はどれくらいあるのかな?
平成17年 平成25年 平成26年 平成27年
肉用牛農家数 385 293 284 280
(単位:戸)
平成17年 平成25年 平成26年 平成27年)
生産額
(せいさんがく)
13.0 15.9 17.7 21.4
(単位:億)
カイ君
  農家の数が増えたら、生産額も増えるわけではないんだね。  
1日の仕事のようす
6:00~8:00 牛舎の見回り、えさやり
9:00~ ミルクやり(子牛)、そうじ
午後~ えさとなる草のかりとりなど
17:00~18:00 えさやり
【えさは1日2回、草やしりょうをやる】 【決められた場所でえさを食べる牛】
【えさは1日2回、草やしりょうをやる】 【決められた場所でえさを食べる牛】
【食事中はさくが固定され,首はぬけない】 【えさを食べ終わると,さくを開く】
【食事中はさくが固定され,首はぬけない】 【えさを食べ終わると,さくを開く】
【水はいつでも飲めるようになっている】 【牛がレバーをおすと,水が出てくる】
【水はいつでも飲めるようになっている】 【牛がレバーをおすと,水が出てくる】
【お腹が大きくなったメス牛】 【子牛は1頭ずつゲージに入れて育てられる】
【お腹が大きくなったメス牛】 【子牛は1頭ずつゲージに入れて育てられる】
【生後3ヶ月ごろの子牛】 【ぜんぶの牛の耳に付けられる番号ふだ】
【生後3ヶ月ごろの子牛】 【ぜんぶの牛の耳に付けられる番号ふだ】
【牛のえさになるかんそうさせた草】 【JAから買ったしりょうをいれている容器】
【牛のえさになるかんそうさせた草】 【JAから買ったしりょうをいれている容器】
キャトルセンターのはたらき
 平成19年に三井楽の浜窄地区にキャトルセンターが作られました。これは,それぞれの農家で生まれた子牛をあずかってしいくする施設です。ここでは,生後3~5ヶ月から出荷までの期間を1日に632円であずかります。子牛をあずかることによって,農家の負担をかるくしたり,牛舎スペースがあき,たくさんの親牛をかえるようになったりします。
 毎月25日ごろに,それぞれの農家から子牛を受け入れます。受け入れるときには,体重をはかったり,健康診断をしたりします。受け入れた月ごとに,しいくする場所を決めていて,一度に400頭の子牛を飼育することができます。
 キャトルセンターでは,えさやり・そうじ・消毒・病気のチェックなどの仕事をしています。
 
【平成19年8月から開始したキャトルセンター】
【キャトルセンターの中のようす】 【1頭1頭大切に育てられている子牛】
【キャトルセンターの中のようす】 【1頭1頭大切に育てられている子牛】
気をつけていることは?
   
「はんしょく」農家の牛の様子 「ひいく」のためのJAの施設の牛の様子
「はんしょく」農家の牛の様子 「ひいく」のためのJAの施設の牛の様子
生まれたばかりの子牛 放して牧草を食べさせる様子
生まれたばかりの子牛 放して牧草を食べさせる様子
牛肉をしいくしている農家の人の話
 毎日,朝6時~7時ごろからえさをやり,夕方にもえさをやります。牛の成長にあわせて,回数を増やすこともあります。えさは,自分たちで育てた草やJAから買ったしりょうをあたえています。雨にぬれた草は栄養がおちるので,えさの準備にも気をつけています。えさの草を作る時期が他の仕事と重なるととてもいそがしくなります。
 動物が相手の仕事なので,ふだんから一頭一頭に目をくばっておかないと病気になったりしますから,家族で旅行に出かけたりできないことがこまります。えさ代や新しい機械を買うのに多くのお金がかかったり,あとをついでくれる若い人が少なくなってきたりしているのもなやみです。

 
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