わたしたちの五島市
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特産品にはどんなものがあるの
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2.椿油
   
  油を作る工場では、どのようなどりょくやくふうをしているのだろう。
   
(1)椿油やなたね油はどうやってつくられるのかな?
写真1 なたねの場合だけ、5~6分間、火で炒(い)ります。この方が、香(こう)ばしく、味の深い油ができるそうです。椿(つばき)の場合は、色がにごるので、生のままくだきます。
 
写真2 icon 椿実・なたねをくだく

油が出やすいように、実をこなごなにくだきます。
     
  矢印
カイ君
左上コーナー 頂点 右上コーナー
夏はとっても暑いだろうなあ。でも、働く人ががまん強く仕事をしてくれるから、よい油ができるんだろうなあ。
左下コーナー 右下コーナー
写真3 icon 粉砕(ふんさい)した椿(つばき)実・なたねを蒸気(じょうき)で蒸(む)す。
     
  矢印  
     
写真4 icon 玉締(し)め機(き)で油をしぼり出す写真5

つよい力で上から押(お)しつぶすと、少しずつ油がにじみ出てきます。
     
  矢印  
     
写真6 icon 搾(しぼ)った油をろ過(か)する

小さい粉(こな)など、油の中に混(ま)ざったものを取(と)り除(のぞ)きます。
     
  矢印
バラモンじぃ
左上コーナー 頂点 右上コーナー
できあがった油を入れる入れ物にも気を使っているんじゃ。汚れがあったらせっかくのきれいな油がにごってしまうからなあ。
左下コーナー 右下コーナー
   
写真7 icon 出来上がった油を容器(ようき)に詰(つ)める。
 
(2)他の方法もあるの?
 
あります。でもこの方法(ほうほう)が一番いいと思います。この油のしぼり方を、玉締(しめ)式といいます。この方法(ほうほう)は、油を取り出すときに余分(よぶん)なものが混(ま)ざらず、きれいな油になります。
 
(3)ふだん心がけていることは?
 
  6~8月はなたね油、9月~3月は椿(つばき)油を作ります。夏に工場の中で火をたくので、とても熱(あつ)いです。大きな扇風機(せんぷうき)を何台も回して、何とか作業を進めています。
それから、たまに椿(つばき)の実と一緒(いっしょ)に、サザンカの実が混(ま)じってくることがあります。見た目は似ていますが、大きさが少しちがいます。混(ま)ぜて油を作ると、少しにごったものが出来上がります。買うときにきちんと確(たし)かめています。
あとは、清潔(せいけつ)な入れ物を使うことです。お店に、 椿(つばき)の実や菜種(なたね)と一緒にできた油を入れる物を持ってきてもらいますが、きれいに洗っていなかったり、中にごみが入っていたりすることがたまにあります。いいものを持って帰ってもらいたいので、気をつけています。
 
   
 
(4)困っていることは?
 
  とにかく、安全で体によい油を、みんなに食べてもらいたいということです。ですから、 椿(つばき)の実やなたねの品質(ひんしつ)にはこだわります。よく乾燥(かんそう)していて、腐(くさ)っていないものを選(えら)びます。
また、手作りにもこだわっています。作業は大変(たいへん)ですが、手作りで作った油は、とてもおいしいですよ。食べてくださった人から、「手作りの油、おいしかったですよ」という手紙や電話が来ると、とてもうれしくなります。またがんばるぞというやる気もわいてきます。
今は、最初(さいしょ)から最後(さいご)まで自動で油を作る機械(きかい)があり、その方法(ほうほう)ならとても楽ですが、手作りの味わいが出ません。このお店は80年以上(いじょう)も続いていて、この店の油をみなさんがとても喜(よろこ)んでくれます。これからも、続(つづ)けていきたいですね。
 
 

 
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