文化的景観とは?


  文化的景観とは、地域の歴史や自然、地形、気候などとそこに暮らす住民が上手に共存してきた結果としてできあがった風景のことです。その中でも、特に価値の高いものは「重要文化的景観」に選定されます。「重要文化的景観」は史跡や天然記念物、国宝などと同じく「国が選定する文化財」の一種です。



カタシ
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「久賀島の文化的景観」2つの価値


  久賀島にたくさんの椿が存在する理由。それは久賀島の「自然環境」と「文化」に関係があります。
 椿は島に吹き付ける強い季節風に対し、他の植物よりも強いため、椿密度の高い林が形成されていきました。
 また、島における椿の利用方法は、採油がほとんどであったため、大規模な伐採が行われませんでした。さらに採種日の設定、伐採を制限する独自の条例の制定など、椿を守っていくルールを古くから自分たちで継承してきました。こうして、形成された景観が一つ目の価値です。




久賀島近海で獲れた新鮮な魚
久賀島近海で獲れた新鮮な魚