ダニ媒介感染症にご注意ください(市内で感染者が発生しました)
更新日:2023年12月18日
五島市内において、ツツガムシ病を発症された方が確認されました。
ツツガムシ病の原因菌はオリエンティア・ツツガムシで、ダニの一種ツツガムシによって媒介されます。この疾患は草むらなどで、有毒ダニの幼虫に吸着され感染します。全国的には、春から初夏、及び秋から初冬にかけて発生のピークとなります。
潜伏期間は5~14日で、症状としては発熱、体幹部を中心とした発疹、倦怠感、頭痛、刺し口近傍のリンパ節炎などがあります。治療が遅れると播種性血管内凝固をおこすことがあり、致死率が高いです。
ダニに咬まれないために
草が茂った場所に行くときには
ダニは草が茂った場所に多く生息しています。草が茂った場所に行くときには、下記にご注意ください。
- 肌の露出を少なくしましょう(長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用する)。
- 明るい色の服や化学繊維のものはダニが付きにくいです。
- 虫除け(忌避剤)を使用しましょう。
外から帰ったら
屋外から帰ったら、身体や服をはたき、すぐに入浴してダニに咬まれていないかよく見ましょう。皮ふの柔らかい部分(わきの下、足の付け根、手首、ひざの裏、胸の下、髪の毛の中)がポイントです。
ダニ等に咬まれたときは
無理に引っ張らないようにしましょう
ダニは皮膚に頭を突っ込んで吸血します。一見、「ほくろ」や「かさぶた」のように見えます。咬まれていたら、無理に引っ張らないようにしましょう。無理に引っ張ると、ちぎれて皮ふの中にダニの一部が残る危険があります。ただちに皮膚科などで診療を受け、ダニの頭が皮ふの中に残らないように取ってもらいましょう。
数週間は体の具合に注意しましょう
ダニに咬まれたあと、数週間程度は、身体の具合に注意しましょう。発熱などの症状が出た場合は、内科などで診察を受け、ダニに咬まれたことを伝えましょう。
関連ファイル
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関連リンク
- 厚生労働省 HP「つつが虫病について」(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
福祉保健部 国保健康政策課 総務班
郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号(本庁舎)
直通電話:0959-88-9166
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