ホーム > 洋上風力発電 > 特集記事

浮体式洋上風力発電実証事業が、実用化・商用化に向けた最終段階に入りました
 昨年、平成24年度に設置した100KWの浮体式洋上風車(小規模試験機)に替えて、日本初の本格的な2000KW(2MW)の浮体式洋上風車(実証機)が設置されました。日本の技術力を結集した、台風にもびくともしない世界的にも先駆的な風車です。
 実証機は、小規模試験機と比べて、規模が約2倍、発電能力は約20倍。年間予想発電量は、一般家庭約1800世帯分といわれています。
 実証機で発電した電気は、椛島で使われます。椛島で使いきれない分は、奈留島に送られ利用されます。

 10月28日㊊、椛島沖で実証機開所式が行われ、石原環境大臣をはじめ、今井戸田建設社長、石塚長崎県副知事、野口市長、荒尾五島市議会議長、川上伊福貴町郷長、榎田本窯町郷長、熊川五島ふくえ漁協組合長など、多くの関係者が出席。テープカットを行い、実証機発電施設の開所を祝いました。
 式では、石原環境大臣が、「低炭素社会※1の創出に不可欠な再生可能エネルギーの普及に至っては、特に導入可能量が最も高いと言われている洋上風力がカギを握っていると考えています。」と述べられました。
 環境省では、昨年1月に再生可能エネルギー導入加速化プログラムを策定し、洋上風力をはじめとする再生エネルギーの導入量を拡大するとともに、自立・分散型※3の低炭素エネルギー社会の実現を目指しています。
 来年度には、実証機で発電した電力で水素を作り、蓄え、地域のエネルギーとして利用する「自立・分散型エネルギー社会構築に向けた実証プロジェクト五島モデル」を立ち上げる構想があるとのこと。
 五島市は、この浮体式洋上風力発電の実証事業を契機・実績としながら、現在政府が進めている海洋エネルギー実証フィールド(日本版EMEC)の誘致を進めたいと考えています。
 これからの時代を見据え、「再生可能エネルギーの島」の実現を目指して、五島市は着々と歩んでいます。