まちづくり協議会の9月の活動をご紹介
更新日:2024年11月25日
市内の公民館単位に設立された13地区のまちづくり協議会は、暮らすまちの生活を良くするために、高齢者支援や子育て支援、地域の交流、環境保全活動など、地域に暮らす皆さんが主体的に活動する自主運営組織です。
地域の交流や地域づくりに興味関心がある方はぜひご連絡ください!
さて、嬉しいお知らせです!
奈留まちづくり協議会が、国土交通省の地域づくり表彰において、見事に「国土計画協会会長賞」を受賞しました!
住民の皆さんが話し合いを重ねた成果として、島の自慢の魚料理が食べられて、島内外の人がつながる拠点「まち協もやい場奈留島どがんね」のオープンを実現し、そこでの出会いと交流が、さらなる地域づくり活動を生み、島に活力を与えている好循環が高い評価を受けました。
このもやい場の活動における心温まるエピソードを1つ紹介します。
奈留のおじいちゃんの家に帰省し、夏休みのもやい場の職場体験「奈留島もやい場どがんねキッズ」に参加した小学3年生の女の子からかわいいお手紙が届いたとのこと。スタッフへのお礼の言葉に加え「夏休みの一番楽しかった思い出。奈留島が恋しい。また来年も遊びにきます。」などと綴られ、スタッフをとても喜ばせてくれました。
このような経験が、奈留に思いを寄せてくれる奈留ファンの広がりにつながるのだろうと期待します。
遅くなってしましましたが、各まちづくり協議会の9月の活動をご紹介します!
9月は各町内会が主催する敬老会や敬老祝品の配布事業が行われました。
高齢者の皆さまが健康でますますご活躍されますよう祈念いたします。
おくうら夢のまちづくり協議会
奥小の守主催 奥浦小学校の見学会を開催
9月12日(木曜日)、小規模校ならではの魅力的な教育を知ってもらおうと、地域振興部会「奥小の守」の主催で奥浦小学校見学会が行われました。今回は5組の親子が参加。前田川や田んぼ、芋畑など自然と触れ合える教育環境の紹介から始まり、授業風景の見学、校長先生からのお話の後は、在籍児童の保護者との懇談会で教育についての情報交換をしました。
参加者からは、「奥浦小学校の魅力を肌身で感じることができた」、「不安だった少人数制の教育に少し安心感を持てた」、「入学させたい思いが強まった」、「奥浦に家があったら嬉しい」など様々な感想がありました。
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見学の様子1
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田植えや収穫体験を説明
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川遊びについて
椛島地区まちづくり協議会
公民館主催 椛島地区ソフトボール大会
9月7日(土曜日)、椛島小学校運動場で椛島地区公民館主催の椛島地区ソフトボール大会が開催されました。
人口75人、高齢化率70%超えの島ですが、お仕事関係者の応援参加もあり3チームでの総当り戦となりました。
昔とった杵柄は健在! 珍プレー好プレーに笑顔溢れる大会となりました。来年もたっしゃに参加して大笑いしましょう!
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整列して試合開始です
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試合観戦の様子
久賀島まちづくり協議会
久賀島 島民ふれあい運動会
9月22日(日曜日)久賀小中学校と久賀島地区公民館の合同で「島民ふれあい運動会」が開催されました。
前日は雨模様で体育館での開催も検討されましたが、自称晴れ男の校長先生の判断でグランド開催を決定したところ見事にお天気も回復しちょうどいい運動会日和に!
島留学生の家族も来島して参加。子どもたちを中心にみんなで交流を楽しみました。
NHKの番組撮影もあり、俳優の金子昇さんも参加! たいへん盛り上げていただきました。
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小学生の徒競走
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みんな参加の競技
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焼鳥やかき氷の出店も
富江まちづくり協議会
まちの小さな宝を大切にしたい富江ワーク
9月11日(水曜日)長崎県立大学生11名と地域住民で地域を考えるワークショップを開催しました。
子ども時代にあったもの、復活させたいものはなんだろうをテーマに意見を出し合い、富江を元気にするためにどう活用できるのか、方法はどうすればなど意見交換をしました。
参加者からは「子どもの頃を思い心がうきうきとした」、「日頃考えることのない富江について、色々な年代の方と話ができ楽しい時間を過ごせた」、「町の人達がつながりあえる居場所づくりを広げなければならない」などの感想がありました。地域のことを地域の人で話し合う機会を積極的に設け、地域のためにできることを少しづつ実現するまちづくりを推進していきたいと思います。
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ワークショップの様子1
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ワークショップの様子2
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参加者の集合写真
異世代間交流事業 芋はまんだかな
西片町いきいきサロンが主催した「芋はまんだかな異世代間交流事業」が開催されました。
「芋はまんだかな」は富江地区に受け継がれる風習で、収穫に感謝する行事として中秋の名月の日に行われます。
地域に伝わる素敵な風習を伝えながら、子供から高齢者までが集う交流の場を創出し、人のつながりを深めたいと企画され、昨年に引き続き2回目の開催になりました。
今年の中秋の名月は9月17日でしたが、16日の祝日を利用して開催しました。
商工会女性部も協力して、地域の子どもたちのためにおにぎりをむすび、手作りの魚釣りゲームやすごろく、輪投げなどの遊び場を準備。テントの設置や警備は老人クラブや町内会長さん方が協力してくれました。
会場は子どもたちの笑顔で溢れ、たいへんな盛り上がりで、地域ぐるみで子育てに関わるというテーマが体現できた素晴らしい取組でした。発起人の畑中さんは、「交流を通して、地域への愛情が芽生えてくれれば嬉しい」と話してくれました。
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おむすびの準備
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手作り魚つりゲームを楽しむ様子
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会場の様子
第5回富江ふれんどパーク ~こどもたちの食堂~
ランチは好きな具材をはさんだサンドイッチを美味しくいただきました。お彼岸にちなんで「おはぎづくり」を体験。「お父さんやお母さんにも食べさせたい」と親孝行なことを言う子どもいましたよ。
三井楽まちづくり協議会
三井楽万葉まつり
三井楽万葉まつり実行委員会の主催で、9月の3連休を使い2週にわたって三井楽万葉まつりが開催されました。
人気の万葉ジオツアーは、遣唐使が見たであろう最後の日本の風景を追体験する「海編」と、バスで遣唐使ゆかりの地である日本遺産をめぐる「陸編」があり、参加者は歴史に思いを馳せる貴重な経験に満足した様子でした。
遣唐使ふるさと館では、恒例の「万葉衣装着付体験」を多くの来場者が楽しみました。
館内のレストランでは食事にジビエ肉を使った小鉢料理のサービスをするなど、各ブースで思考を凝らし新たな企画も登場していました。
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万葉ジオツアー(海編)海上タクシー内
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万葉の衣装で記念撮影
岐宿まちづくり協議会
岐宿大好きっ子を育てるプロジェクト
9月14日(土曜日)、岐宿まちづくり協議会と岐宿町公民館の初のコラボ企画「岐宿大好きっ子を育てるプロジェクト」発動しました!
まちづくりのこと、ジオパークのことを一緒に楽しく学びながら、地域に関心を持ち地元を大好きになってもらおうというこの取組は全3回開催の企画。
第1回目の舞台は岐宿町が誇る景勝地、魚津ヶ崎公園!
地域のボランティア、地元高校生とカレー作り体験をした後は、地元ジオガイドと一緒に海岸まで降りてフィールドワークをしました。まずは五感をフルに使って感じることからスタート。足元の石をたくさん触って、この場所にいろんな色の石があるのはなぜなのかをみんなで考えました。帰りには漂着ごみを拾って環境問題にも取り組みました。
未来の岐宿町を担う子どもたちの心に、郷土愛が芽生えてくれていたら嬉しいです!
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カレー作り飯ごう炊飯にも挑戦
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青空の下でランチ
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海岸線でジオフィールドワーク
奈留まちづくり協議会
福祉部会の敬老品配布事業
世帯の減小で町内会が解散している外西海・内西海地区の高齢者に、町内会に代わり、まちづくり協議会の福祉部会の皆さんが敬老品の配布を行いました。「家にいないならこの時間は畑におるよ」、返事が無いのでお留守かなと去ろうとすると「○○ばあちゃんは部屋からの出てくるのに時間がかかるからゆっくり待って!」など、福祉部会の皆さんの日常の関わりによる見守りの力を感じました。