その1.2050年までにCO2排出実質ゼロをめざそう!
更新日:2021年3月1日
五島市をゼロカーボンシティに
2050年までにCO2排出実質ゼロをめざそう!
気候危機をとめるために「ゼロカーボンシティ」を宣言する自治体が、毎週のように増えています。
「ゼロカーボンシティ」とは?自分が住んでいる、もしくは働いているまちで、気候危機対策を進めるために、私たちにできることはなんでしょうか?
令和2年12月17日、五島市は「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。(全国の自治体で197番目)
2050年カーボンニュートラル・全国フォーラムの中で野口市長は2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すと表明しました。
これまでに、日本で226もの自治体がゼロカーボンシティ宣言をしています。(令和3年2月4日時点)
ゼロカーボンシティとは?
「ゼロカーボンシティ」というのは、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す自治体のことです。
例えば、五島市では排出される二酸化炭素の排出量を減らすために、以下のような取り組みを考えています。
- 再生可能エネルギーの地産地消の推進
- 電気自動車の推進
- 市役所における省エネルギーの取り組み
- 一般廃棄物焼却量減少に関する取り組み
徹底した省エネ策と自然エネルギーの導入策がカギですが、それを実現するのは、「私たち、市民」です。
なぜいま「ゼロカーボンシティ」?
なぜ、多くの自治体が「ゼロカーボンシティ」を宣言しているのでしょうか?それは、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにしなければ、今年も多くの人々の命を奪った猛暑、集中豪雨、大型台風などの異常気象が、さらに激甚化し生命がおびやかされるからです。
また、温暖化による海面上昇により、陸地が減ってしまい、住まいを奪われる人も増えるでしょう。
このほかにも、伝染病が増える、食べものも作れなくなるなど地球温暖化の影響は深刻です。
国連IPCC報告書は、暮らせる地球であるためには、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5度未満に抑えなければならない、そのために世界のCO2排出量を2010年比で、2030年までに半減させ、2050年までには実質ゼロにしなければならないとしています。
ふるさと五島を守り持続可能な島とするために、ゼロカーボンへの取り組みが必要です。
いくら五島市の一部の地域の人々が頑張っても、五島市内の全域が、頑張らないと五島市の二酸化炭素排出実質ゼロは実現しません。
五島市をゼロカーボンシティに!
「一人の100歩より100人の一歩」
市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
おしえて!カミナリ先生~気候変動×防災~
おしえて!カミナリ先生(YouTube)(外部サイトへリンクします)
- 出典:COOLCHOICETVウェブサイト(環境省)
関連ファイル
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関連リンク
- 地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省)(外部サイトにリンクします)