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五島市の再生可能エネルギー情報

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その2.私たちの生活で、どのくらいCo2を排出している?

更新日:2021年3月1日

持続可能な開発目標13.気候変動に具体的な対策を

五島市では2013年度に、エネルギー起源Co2排出量が261,955トン、一般廃棄物焼却起源Co2排出量(非エネルギー起源Co2排出量)が5,559トン、合計267,514トンでした。

エネルギー起源Co2とは

燃料の燃焼や供給された電気や熱の使用にともなって排出されるもの。

非エネルギー起源Co2とは

工業プロセスの化学反応で発生、排出されるものや廃棄物の焼却で発生、排出されるもの。

基準年度以降(2013年度)のエネルギー起源Co2排出量を推計したものが下の図1、一般廃棄物起源Co2排出量(非エネルギー起源Co2排出量)を推計したものが図2です。
エネルギー起源と非エネルギー起源Co2排出量 

Co2の排出量の約6割以上がライフスタイルに起因しています 

どちらの排出量も年々減少傾向にはありますが、五島市でのCo2排出量で一番比率の高いものは、「自動車」、2番目は、「家庭」からの排出です。      

家庭からのCo2排出量を電量別で見たとき、一番大きいのは電気、そしてガソリン、灯油、ガスと続きます。      

家庭からのCo2排出量を目的別に見たとき、一番大きいのは照明・家電製品と自動車です。それから給油、暖房と続いています。

これ以上、地球温暖化を進行させないための地球温暖化対策には、『二つの種類』があります

温室効果ガスの増加(緩和)、気候要素の変化、温暖化による影響(適応)

地球温暖化を食い止めるための「緩和策」に最優先で取り組むことが必要ですが、それをどれだけ行ったとしても、ある程度の気温は上昇してしまうと予測されています。      
このため、身の回りの起こりうる変化に備え、環境にうまく「適応」していくことが大切です。 

【緩和策】=(温暖化を食い止める)      

電気、ガス、ガソリン等のエネルギーを減らすことがポイント!      
例)省エネルギー対策、再生可能エネルギーの普及・拡大

【適応策】=(温暖化に備える)      

気候変動の影響に備えることがポイント!      
例)災害対策、熱中症や感染症の予防

五島市での主な具体的取り組み      

主な取り組み

項目
取り組み内容
削減費
再生可能エネルギーの地産地消の推進
浮体式洋上風力発電等の海洋再生可能エネルギーの導入促進を図り、再生可能エネルギーの地産地消に取り組みます。
7.69%
電気自動車の推進
電気自動車の導入実績は2013年度に93台、2019年度で135台となっており、2030年度までに200台の導入を目指します。
0.05%
市役所における省エネルギーの取り組み
庁舎における空調、照明、OA機器等における省エネルギーを徹底します。公用車の運転時は、エコドライブ(急発進・急停止の回避、停車時のアイドリングストップ)の実施に努めます。
2.67%
一般廃棄物焼却量減少に関する取り組み
五島市一般廃棄物処理基本計画に基づき取り組みます。リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル等に取り組みます。
0.18%
      
五島市は、2013年度を基準年度とし、2030年度における市内からの温室効果ガスの排出量(絶対量)を基準年度における排出量と比べて約33%以上削減することを目標としています。

削減目標(緩和策を実施することで目標達成)市の目標値33.05%     

五島市をゼロカーボンシティに!      
「一人の100歩より100人の一歩」      
市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。