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五島市の再生可能エネルギー情報

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その7.営農型太陽光発電ってどんなもの?

更新日:2021年5月25日

持続可能な開発目標15.陸の豊かさも守ろう13.気候変動に具体的な対策を12.つくる責任 つかう責任

営農型太陽光発電とは?      

農地に支柱をたてて上部空間に太陽光発電設備を設置し、太陽光を農業生産と発電で共有する取組です。作物の販売収入に加え、売電による継続的な収入や発電電力の自家利用等による農業経営の更なる改善が期待できます。      
      

・田畑の上部にパネルを設置      

隙間を空けてパネルを設置することで、下部での営農が可能です。

田畑の上部にパネルを設置した写真 「出典:農林水産省HPより」      

・パネル下での農作業      

作業機械のサイズに合わせた高さ、幅の設備とすることで、下部での機械作業も可能です。 

パネルの下での農作業の写真     
「出典:農林水産省HPより」      

 営農型太陽光発電に取り組む前に      

営農型太陽光発電の取組に当たっては、発電事業を行う間、太陽光パネルの下部の農地で適切に営農を継続する必要があり、設備の設置に当たっては、農地法に基づく一時転用許可が必要です。      
また、長期安定的に発電事業を行うため、地域の方々の理解を得ながら事業を進めていくことが重要であり、長期の営農計画、営農体制の確保、電気事業法に基づく安全対策等関係する法令を遵守する必要があります。      
      
詳しくは下記の関連ファイル「再生可能エネルギー発電設備を設置するための農地転用許可(農林水産省)」をご覧ください。      

【全国の取組事例の紹介】      

ケース1. 営農型太陽光発電×お茶栽培での架台有効活用

営農型太陽光とお茶栽培での架台有効利用の写真      
ケース2.営農型太陽光発電の電気の自家利用の取組

営農型太陽光と電気の自家利用の取り組み例の写真営農太陽光と電気の自家利用の取り組み写真 「出典:農林水産省HPより」     

農山漁村における再生可能エネルギーの導入促進のための2つの支援策を紹介します。(毎年2月に公募が開始されます。)      

1.地域資源活用展開支援事業      
事業内容は、1新規開拓型、2発展サポート型、3先進情報バンク活用型があります。      
1新規開拓型は、専門家による相談対応・アドバイス・出前指導等により支援します。      
2発展型サポートは、地域の実態調査、関連事業者とのマッチング、情報発信、検討会の設置等、      
地域内活用の体制構築に向けた取組を支援します。      
3先進情報バンク活用型は、取組を分析し、活用可能なノウハウとして体系化した先進情報      
バンクを作成するなど、他地域での課題解決や導入促進に向けた環境整備を支援します。      
詳しくは、下記関連リンク「 地域資源活用展開支援事業」をご覧ください。

令和3年度地域資源活用展開支援事業内容  
      
2.営農型太陽光発電システムフル活用事業      
事業内容は、営農型太陽光発電の設備下部で、電気を利活用しつつ、電動農業機械等を導入する取組を対象とした実証調査を行い、この結果を踏まえ、電気の利活用に当たっての課題と対応策を整理し、営農型太陽光発電のメリットを営農面でフル活用するモデルを構築します。      
詳しくは、下記関連リンク「営農型太陽光発電システムフル活用事業」をご覧ください。      
(注)この事業は、既設の営農型太陽光発電の取組を対象とし、実証に必要な人件費や旅費等(ソフト)、農業機械や電気の自家利用のための設備等の経費(ハード)が対象です。発電そのものの経費(例:太陽光パネル、架台設備)は対象になりません。

令和3年度営農型太陽光発電システムフル活用事業内容「出典:農林水産省HPより」
           
五島市をゼロカーボンシティに!      
「一人の100歩より100人の一歩」      
市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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