五島牛
更新日:2019年9月17日
肉牛はどのように育てられているのかな?
たねつけ
島外からオス牛のたね(精子)を取り寄せ、メス牛にたねつけをする。
たんじょう
およそ10か月後、子牛が生まれる。
きょせい
生後4か月から5か月で、オスの子牛の場合はきょせいする。
注:肉のしつをよくするため。
出荷
オスは、体重280キログラムから300キログラム、メスは、240キログラムから270キログラムになったら、2か月に1回行われる牛のせり市に出す。
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肉牛をしいくしている農家の人の話
毎日、朝6時から7時ごろからえさをやり、夕方にもえさをやります。牛の成長にあわせて、回数を増やすこともあります。えさは、自分たちで育てた草やJAから買ったしりょうをあたえています。雨にぬれた草は栄養がおちるので、えさの準備にも気をつけています。えさの草を作る時期が他の仕事と重なるととてもいそがしくなります。
動物が相手の仕事なので、ふだんから一頭一頭に目をくばっておかないと病気になったりしますから、家族で旅行に出かけたりできないことがこまります。えさ代や新しい機械を買うのに多くのお金がかかったり、あとをついでくれる若い人が少なくなってきたりしているのもなやみです。