ようしょく漁業
更新日:2019年9月17日
(1)ようしょく漁業がさかんになったわけ
玉之浦湾(たまのうらわん)は、入り組んでいて、風がふいても風のえいきょうをうけにくい。静かな海だからいいみたいね。
玉之浦湾(たまのうらわん)でタイのようしょく漁業が始まったのは、昭和42年からです。はじめは10けんで始まり、多いときには48けんも行っていましたが、現在は20けんほどが行っています。
(2)魚を育てるまでの仕事を調べよう
タイのち魚(タイの赤ちゃん)を長崎県や熊本県から買ってきます。
エサは専用の船を使って運び、エサを細かくする機械を使って食べやすくして与えています。
網の交かんさぎょうや手入れも行います。
18ヶ月から20ヶ月育てられたタイは、30センチメートルほどになるとしゅっかされます。韓国からもタイを買い付けに来ることがあります。
(3)育てた魚の送り先を調べよう
10年ほど前から韓国(かんこく)に行く日本人が増えてきて、日本人観光客(にほんじんかんこうきゃく)用にタイが売れるようになり輸出(ゆしゅつ)するようになってきました。
ようしょく漁業の人の話
ち魚の時から毎日えさをやり、少しずつ大きくなった魚がぶじに成長(せいちょう)し出荷できたとき、この仕事をしていてよかったなと感じます。ようしょく漁業も前は、後継(こうけい)者問題がありましたが、今はうまく子どもたちが親の仕事を引きついでくれて安心しています。 ただ、心配なのは、魚のねだんが安定していないので、たくさん育ててもあまり収入(しゅうにゅう)がでないことです。魚のねだんが安定してくれると安心です。