浄水の仕組み
更新日:2019年2月20日
1 貯水施設(原水調整池)
川から取り入れた水を貯水(水をためる)する施設
- 高さ:6.6メートル(満水時)
- 直径:24.5メートル
- 貯水量:310万リットル
雨の後、12時間程度は、川の水がにごっていて取水できなくなるために設置しているタンクで、主に、緩速ろ過を行う浄水施設に不可欠。
2 導水ポンプ
山の上などの高い場所にある貯水(水をためる)施設(しせつ)へ水を送るポンプ。
3 貯水施設(中継池)
浄水場へ送るために、山の上などの高い場所に貯水(ちょすい)(水をためる)する施設(しせつ)
- 高さ:6.6メートル(満水時)
- 直径:24.5メートル
- 貯水量:310万リットル
4 浄水施設(ろ過池)
緩速(かんそく)ろ過
川などから取り入れた水が、きれいな場合にてきした方法で、薬物(やくぶつ)を使わず微少(びしょう)動物やバクテリアによってゆっくりとした速度できれいにします。広い場所が必要です。
急速(きゅうそく)ろ過
凝集剤(ぎょうしゅうざい)という薬物を使って細菌などを固まりにし(前処理(しょり))その後、急速ろ過機でろ過します。緩速ろ過の30倍程度の速さでろ過します。
膜ろ過
凝集剤(ぎょうしゅうざい)を使わず、膜をろ材としてきれいな水を得る方法です。膜(まく)に開いている穴は、顕微鏡(けんびきょう)を使わなければ見えません。
膜(まく)ろ過装置(そうち)
国内でも最新の設備であり、約2時間で五島市の市民プールを浄水で満水にするほどの能力がある。