リサイクルセンター
更新日:2019年2月20日
崎山地区にあるリサイクルセンターには、一日あたり約5 トン ものいらなくなったゴミが運ばれてくる。ここでは、新しい製品になる原料としてうまれかわっているものがたくさんある。
1 原料になるものの処理
(1)搬入
ゴミ収集車で回収してきた資源ごみの重さを1 台ごとに量ります。
ゴミピットにまとめます。(ピット=貯留場)
週一回の回収で2 つのピットが満杯になります。(平均15.5 トン)
(2)ごみの分別
資源ゴミホッパに入れて、コンベヤで流します。コンベヤから流れてきたものを空き缶・ペットボトル・ビン類に手作業で分別します。
金属製品(空き缶)の処理
1 アルミニウムとスチールに分別
強力な磁石を使って、スチール缶とアルミニウム缶に分けます。
2 力を加えて固めます
スチール缶とアルミニウム缶のそれぞれを押しつぶして固まりにします。
3 引き取り業者に渡します
一定の量がたまると専門の業者に引き取ってもらいます
ペットボトルの処理
ペットボトル梱包機で押しつぶして固まりにします。
一定の量がたまると専門の業者に引き取ってもらいます。
ビン類の処理
透明なビン・茶色のビン・その他のビンに分け、一定の量がたまると専門の業者に引き取ってもらいます
リサイクルセンターで働く人のお話
あるものをリサイクルして同じものを作るためには、品質が大切になってきます。私たちは、引き取りにきた業者が、自信をもっていろいろなものに変えていけるように仕事に取り組んでおり、これまでに一度もクレームがきたことがありません。また、私たちは、「資源ごみ」は、「ごみ」ではなく、「資源1」「資源2」「資源3」と呼んでいるのですよ。
2 原料にならないものの処理
原料にならないものは、リサイクルセンターの敷地内(しきちない)に埋めていきます
リサイクルセンターの方のお話
リサイクルセンターには、一月におよそ120トンのごみが運ばれてきますが、資源として使えないものは、最終処分場に運び、地中に埋めるしかありません。しかし、最終処分場にも限界がありますから、リサイクルセンターでは、埋め立てる量を月1 トン以下を目標にして頑張っています。みなさんも、ごみの分け方や出し方を守って、地球の資源を大切にしていきましょう。