食事につかわれていた道具
更新日:2019年9月17日
たかみ
竹を編んで作ったかごです。この中に、野菜などを入れ高いところにさげていました。食べ物を床に置いたままにしておくと、ネズミなどにかじられることがあったからです。また、風通しのよいところにさげておくことで、野菜がいたむのを防ぐ役目もありました。
米びつ
木材でできていて、この中に精米したお米を入れて保存しました。米にカビが生えたり、害虫に食べられたりするのを防ぐためのものです。ごはんをたくときには、この中から必要な分だけ米を取ってたきました。
おひつ
木材でできていて、かまどでたいたごはんを入れるのに使っていたものです。このまま、食事をとるところまで運ぶことができました。熱が逃げにくく、ごはんの余分な水分を吸ってくれるので ごはんをおいしくいただくことができました。
おばあさんの話
昔は、ごはんをたくのにたきぎを使っていました。そのたきぎを山に取りに行ったり、水道もなかったので、近くの井戸まで水くみに行ったりしていました。かまどでごはんをたくときも、火かげんが難しく、大変苦労しました。今は、電気釜やガス釜があって、スイッチを入れるだけでおいしいご飯ができて、本当に便利になったものだよ。