農業につかわれていた道具
更新日:2019年9月17日
千歯こき
刈り取った稲や麦の穂をたばね、歯の部分に引っかけて穂の部分だけを取るのに使う道具です。すべて手作業で行い、何時間もかけて作業をしていきました。
すき
畑や田を耕すときに、牛や馬にひかせて使っていました。力を入れて押さえつけないと浮き上がって耕せませんでした。
また、使い方のこつを覚えないとうまくいきませんでした。
おじいさんのはなし
昔は、田や畑の仕事をするのに、牛や馬にすきを引かせていました。特に、稲刈りや田植えなどを行うときには、家族や親せきの人たちの協力がないとどの仕事もできませんでした。また、道具がこわれたときには、自分で修理したり、近所のじょうずな方に修理してもらったりしていました。今は、値段が高いけど、耕運機やトラクターなどの機械があって、ずいぶん早く、少人数で楽にできるようになりました。