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五島市移住定住促進サイト五島やけんよか
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具志堅 さえ子さん

更新日:2021年9月13日

具志堅さん近影1
具志堅さえ子さん

何度も訪れたことのある大好きな五島に、思いも寄らず移り住むことになった具志堅さん。

移住のきっかけは何なのか、また現在の暮らしぶりについてお聞きしました。

(取材協力 fumoto)

移住前

岐宿の知り合いを訪ね、五島には何度も来ていました。
いつも魚津ヶ崎公園で1日ボーッと海を眺め、疲れた心と身体を癒していました。

具志堅さんは、福岡県で生まれ育ち、大学で管理栄養士の資格を取得。卒業後は生命保険会社や医療機器販売の会社で営業の仕事をしていました。「厳しい世界でしたが、多くの事を学ばせていただきました。人付き合いで一番大事な信頼関係の築き方もこの仕事で身に付きました。」

指導する立場にもなり、公私ともに順調だった30歳の頃、ふと自分の将来について考え始めます。「自分のやりたいことって何だろう・・」それまでも常に目標を掲げ、努力し続けて来た人生ではありましたが、自分の可能性を試してみようと、休日を使って、以前から興味があったカフェやパン屋でバイトを始めます。「体力的には限界でしたが、営業とはまた違った学びや喜びがあり、次第にのめり込んで行きました。」

そして2年後、10年近く勤めた会社を辞めること事を決意。有給を使い五島で少し休もうと思っていた時、ネットで「婚活イベント」の記事が目に止まります。「なんとなく参加してみようかなと思ったんです。」それまで仕事を大事にしてきたため、結婚が頭になかったと言う具志堅さん。このふっと沸いた感情が今の夫との運命的な出会いとなり、移住のきっかけとなりました。

移住後

五島市在住の男性とおよそ1年の遠距離恋愛の末、今年3月に五島市に移住。引越し荷物も片付かないまま、4月には洋菓子工房「Le Pont」で働き始めます。「地元の方がやっていて、地元の方が働いている職場が良くて移住前から決めていました。」働き始めて8ヶ月、今ではケーキのデコレーションや仕上げもさせてもらえるようになったそうですが、初めはできないのが悔しくて泣きながら帰ったこともあったそう。

物事を自分のものさしで考えず、自分の立ち位置を俯瞰的に見てから動くようにしているという具志堅さん。「『教えてくれないから覚えないのではなく、それは聞かないから。怖くても聞いてみる、とにかくやってみる。』これまでの仕事で培った勇気と根性が背中を押してくれました。」職場環境も良く、地域の子供からお年寄りにまで愛されているお店で働けて幸せだと話します。

ご夫婦ともにカトリック信者。家の近くには教会があり、鐘の音やエーデルワイスの時報で迎える心地良い朝が気に入っているそう。4月には家族が増え、また8月には念願だった水ノ浦教会で結婚式を挙げることが決まっています。

幾度となく訪れ、癒してもらった五島。「戸惑うこともありましたが、今は子供が生まれてからの暮らしが楽しみ」と微笑みます。「いつかここで夫と一緒に夢を叶えられたら」そう話す笑顔は聖母マリアのように愛に包まれていました。

魚津ヶ崎にいる具志堅さん
大好きな魚津ヶ崎公園