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野中 真由美さん

更新日:2023年3月24日

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2020年に五島市へUターンした野中真由美さんに、Uターンしたきっかけや移住後の生活の変化などについて、お話を伺いました。
(取材:ライターグループfumoto)

五島市にUターンしたきっかけは?

2歳まで五島列島福江島(旧福江市)で過ごし、その後長崎県の長崎市内で育ちました。幼少期は、毎年夏休みに島の祖父母宅で過ごしていたのですが、大人になっても島での楽しい思い出が鮮明に残っており、年々「いつかは五島市に移住したい」という思いが募っていました。

2019年1月、五島市に遊びに来ていた時、たまたま立ち寄ったカフェで、親の介護を理由に五島市にUターンしてきた女性と出会い、雑談を交わすことに。私が成年後見人制度に関する仕事をしていること伝えると「そのような制度やあなたみたいな人がいると知っていれば、私の人生は変わっていたかもしれない」と話されました。その言葉をきっかけに「五島市で私にできることがあるかもしれない」と思い、五島市への移住を決断しました。そして2020年11月、夫と飼い犬とともに諫早市から五島市へ移住してきました。

Uターン後の生活スタイル

五島市に移住してきてから約5ヶ月間は、観光地を巡るなどしてのんびり過ごしました。
2021年4月から社会福祉士の資格を活かし、福祉に関する仕事をしています。職場は和気あいあいとしていて、皆さんフランクに話しかけてくださるので楽しいです。また、職場の方からハンドメイドの雑貨や手作りのお菓子をよくいただくため、「五島市は器用な方が多い」という印象があります。
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海、山、壮大に広がる畑から垣間見ることができる四季を楽しみながら通勤できるのは、五島市ならではの魅力だと日々感じています。また、五島市にはご飯が美味しいお店が多いため、休日は夫と美味しいお店を探すことが楽しみになっています。今後はマリンスポーツにも挑戦してみたいです!

Uターンまでに苦労したこと

私の場合、母が五島市出身だったこともあり、住む家を探さなくてよかったので、大変と感じることはありませんでした。また、県内での引っ越しだからか、引越し業者もすぐに見つかり、スムーズに引っ越しできました。

Uターンしてから努力したこと

五島市には、義理人情に厚く、面倒見がいい方が多いように感じます。
人と人との助け合いで人間関係が成り立っているため、周囲とよくコミュニケーションを図ることを心がけています。

金銭面の変化(収入源・支出など)

近所の方や知人から、野菜や魚、季節によっては果物までいただくため、食費は抑えられます。移住前に働いていた時とは雇用形態が異なり、当然ながら収入は減りましたが、食費や固定費など支出も減ったため、不自由さを感じることなく暮らせています。
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移住希望者へのメッセージ

私は、五島市での生活を具体的にイメージするために、移住前に夫と何度も五島市を訪れ、観光地だけではなく、スーパーなど日常生活で利用するお店にも足を運びました。すんなり島の生活に馴染めたのは、島での生活が分かったうえで移住したからだと思います。

また、福祉系の資格を持っていることが、五島市での就職において強みになりました。五島市は福祉に力を入れていますが、人材不足が課題となっています。五島市への移住に興味がある方の中で、福祉系の資格をお持ちの方がいましたら、ぜひともお力添えいただければと思います。

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