五島列島(下五島エリア)ジオパークの見どころ
更新日:2021年5月7日
ジオパークでは、まずそのジオパークの見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるよう保護を行います。その上で、これらのジオサイトを教育やジオツアーなどの観光活動などに活かし、地域を元気にする活動や、そこに住む人たちに地域の素晴らしさを知ってもらう活動を行います。(日本ジオパークネットワークのホームページより)
五島列島は、約2200~1700万年前に大陸から流れてきた砂や泥が堆積した「五島層群」と呼ばれる地層を基とし、その後の断層活動や火山活動の影響を受け、現在の姿になっています。
これら地球の活動の痕跡を物語る重要な地質・地形など、五島列島(下五島エリア)ジオパークの見どころとなる場所を、「ジオサイト(地質・地形)」、「自然サイト」、「文化サイト」の3種類に分類し、教育や観光での活用、保全に取り組んでいます。
<更新履歴>
2019年3月にサイトリスト、サイトマップを初公開
2021年5月にサイトリスト、サイトマップを更新し、公開
(2019年のジオパーク認定審査の結果を受け、サイト見直し)
2022年1月にサイトリスト、サイトマップを更新し、公開
(2022年のジオパーク認定審査の指摘を受け、サイト見直し)
ジオサイト(32ヶ所)
五島列島の成り立ちを物語るうえで重要な地質・地形代表的なサイト
- 島山島西海岸
- 舅ヶ島千畳敷(奈留島)
- 鷹ノ巣の柱状節理(椛島)
- 野首(ノコビ)の断層(奈留島)
- 鬼岳降下スコリア堆積物
- 鐙瀬溶岩海岸
- 嵯峨島千畳敷
- 嵯峨島女岳海食崖
- 白良ヶ浜砂丘
自然サイト(14ヶ所)
五島列島の成り立ちや大地の特徴に関連する貴重な動植物代表的なサイト
- 亀河原のヤブツバキ純林(久賀島)
- 八朔鼻の海岸植物(岐宿)
- 井坑(いあな)のドウクツミミズハゼ(富江)
文化サイト(21ヶ所)
五島列島の大地を活用し作り上げられてきた歴史・文化・暮らし代表的なサイト
- 石田城(福江城)跡
- 福江武家屋敷通り
- 富江陣屋の石蔵
- 江湖の水中遺跡
- 富江・三井楽の円畑(まるはた)
- 富江・三井楽のスケアン
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このページに関する問い合わせ先
地域振興部 文化観光課 文化保存活用班
郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号(本庁舎)
直通電話:0959-72-6369
ファクス番号:0959-74-1994(代表)