嵯峨島ジオツアー「夏休み!海と陸から嵯峨島を観察」を開催しました
更新日:2019年4月25日
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岩壁に枝を伸ばすアコウの木と、それを観察する参加者たち
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陸から見た千畳敷と、その向うに広がる水平線
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海から見た嵯峨島の海食崖
平成30年8月26日(日曜日)、嵯峨島ジオツアー「夏休み!海と陸から嵯峨島を観察」を開催しました。当日は風が少し強かったのですが、無事船も出航し、約20名の参加者とともに海と陸から島を観察することができました。
まず船で嵯峨島を一周し、外側から島の様子を観察しました。嵯峨島の西側は波によって削られ、垂直に近い海食崖の絶壁を作っています。海上から眺めると、火山噴出物が重なり合う様子や、岩脈などを見ることができます。参加者たちは、普段なかなか見ることができない海食涯の様子を食い入るように見ていました。
次は、陸上から岩壁に絡みつくように育っているアコウの木や、火山噴出物でできた千畳敷などを観察しました。アコウの木は、枝や幹から多数の気根を垂らしていて、壮大な景観をしていました。ガイドの説明によると、鳥が種を運んだのではないかということでした。
次に向かった千畳敷では、火山噴出物がパイのように何層も重なっている様子を間近で観察しました。ほかにも、千畳敷にはポットホールや海食洞もあり、見どころ満載でした。
参加者の中には今回初めて嵯峨島に来た方がいました。「五島の魅力を知るきっかけになった」とのことです。
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