メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
五島市 まるごとう

音声読み上げ

トップページ > しま自慢 > 五島列島ジオパーク推進協議会 > 活動報告 > 2018年度活動報告 > ジオパークガイド講習会(第3回、4回)を開催しました

ジオパークガイド講習会(第3回、4回)を開催しました

更新日:2019年4月25日

  • 淡水貝化石の画像

    淡水貝化石(奈留島)

  • サイの足跡の化石の画像

    サイの足跡の化石(奈留島)

  • 地層が曲がっているの画像

    地層が曲がっている様子(玉之浦島山島)

平成31年1月10日(木曜日)に、ジオパークガイド講習会(第3、4回)を開催しました。第3回講習会では、奈留島の見どころ(ジオサイト候補地)を中心に、第4回講習会では、玉之浦地区の見どころ(ジオサイト候補地)を中心に現地で実際に学びました。

まず、奈留島の宿輪で淡水貝の化石を観察しました。この場所では2枚貝が閉じた状態で化石になっており、昔その場所に生息していたことが予想されます。(貝殻が流れによって壊れていないため)

その後、舅ヶ島の千畳敷に向かいました。千畳敷にはノジュール(堆積岩中にある周囲と成分の異なる塊)やサイの足跡の化石があります。

昔の五島は今より気温が高く、サイが住むような亜熱帯の気候であったと考えられています。地元ガイドの方も知らなかった奈留島の魅力を再発見することができました。

次に、玉之浦へ移動し小浦海水浴場から島山島の地層を観察しました。島山島の地層は大きく褶曲しており、地殻変動のダイナミックさを感じる事ができます。五島列島の土台である五島層群の白い砂岩と黒い泥岩の互層が良好に観察できる場所です。

その後、大瀬崎へ向かい展望所から大瀬崎の平行岩脈を観察しました。大瀬崎の平行岩脈は市の天然記念物にも指定されており、五島層群の砂岩層に平行にならんで貫入した数多くの玄武岩の岩脈が明瞭にあらわれています。

参加者の皆さんは大変興味深く観察を行っていました。皆さんも是非現地に赴いてジオ的視点で観察を行ってみてください。

このページに関する問い合わせ先

地域振興部 文化観光課 文化保存活用班

郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号(本庁舎)

直通電話:0959-72-6369
ファクス番号:0959-74-1994(代表)

このページに関するアンケート

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは分かりやすかったですか?
このページは探しやすかったですか?