「国境の島」壱岐・対馬・五島 日本遺産の認定継続について
更新日:2024年7月29日
このたび、平成27年度(2015)に日本遺産に認定された「国境の島」壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~について、日本遺産審査・評価委員会における認定更新の審査が行われ、審査の結果、日本遺産として認定が継続されることになりました。
この事業では、ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財郡を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域活性化や観光振興を図ることを目的としています。
特に朝鮮との関りは深く、壱岐は弥生時代、海上交易で王都を築き、対馬は中世以降、朝鮮との貿易と外交実務を独占し、中継貿易の拠点や迎賓地として栄えた。
その後、中継地の役割は希薄になったが、古代住居跡や城跡、庭園等は当時の興隆を物語り、焼酎や麺類等の特産品、民俗行事等にも交流の痕跡が窺える。
国境の島ならではの融和と衝突を繰り返しながらも、連綿と交流が続くこれらの島は、国と国、民と民の深い絆が感じられる稀有な地域である。
日本遺産とは
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する事業です。この事業では、ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財郡を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域活性化や観光振興を図ることを目的としています。
「国境の島」壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~
日本本土と大陸の中間に位置することから、長崎県の島は、古代よりこれらを結ぶ海上交通の要衝であり、交易・交流の拠点であった。特に朝鮮との関りは深く、壱岐は弥生時代、海上交易で王都を築き、対馬は中世以降、朝鮮との貿易と外交実務を独占し、中継貿易の拠点や迎賓地として栄えた。
その後、中継地の役割は希薄になったが、古代住居跡や城跡、庭園等は当時の興隆を物語り、焼酎や麺類等の特産品、民俗行事等にも交流の痕跡が窺える。
国境の島ならではの融和と衝突を繰り返しながらも、連綿と交流が続くこれらの島は、国と国、民と民の深い絆が感じられる稀有な地域である。
五島市内の構成文化財
- 三井楽(みみらくのしま)
- 明星院本堂
- ともづな石
- 大宝寺
関連リンク
- 日本遺産「国境の島」壱岐・対馬・五島(外部サイトにリンクします)
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