te to ba ポー麻梨絵さん

五島との最良の出会いを

手しごとの魅力が集まる場を作る

ご両親が富江町出身という縁で、埼玉県から『孫ターン』として移住してきたポー麻梨絵さん（32）。ショップ＆カフェ「te to ba〈手と場〉」の経営だけでなく、「Handmade market 手しごと市場」の開催や地元企業のPV制作など、精力的に活動しています。カフェの名前であり、会社の名前でもある「te to ba〈手と場〉」の名前の由来は、「手と手を合せて場を作る」。一軒の古民家を、五島の住民や島を訪れた人々と「手と手をあわせて」改修した経験から名付けました。

現在はショップ＆カフェとしての活動がメインですが、今後はブライダル事業の拡大を目指しています。もともと移住前はアパレル企業でファッションショーの企画や、ブランドの広報全般を担いながら個人ではブライダル衣装や、ペーパーアイテムのデザインをしていました。しかし、「都会では型にはまり過ぎていて、オリジナリティを出すことが難しかった」と麻梨絵さん。「もっと自由にデザインやプロデュースがしたい！」という気持ちが増し、五島なら大自然の中でオリジナリティを追求できるのではと移住を決意。

「五島は本当に食材が豊か。都会はお金さえあれば何でも手に入るけれど、五島は『旬のものしか手に入らない』贅沢がある」と語る麻梨絵さん。多岐に渡る活動の中でも一貫して五島の良さを、島外の人だけでなく五島に住む人が再発見できることを目指しています。五島のモノや手仕事の魅力が集まる場を作り、五島の素敵なモノ・コトとの一期一会をサポートしていきたいと、瞳を輝かせていました。

第6回目を迎える「Handmademarket 手しごと市場」は、11月10日（日曜日）開催です