五島列島パンダ応援隊

五島から元気を送る「ぎばって生きれよ！」

今回は、バラモンキングの応援で知られる「五島列島パンダ応援隊」の皆さんを取材しました。8年前に3人で結成し、毎年いろいろな着ぐるみを着てバラモンキングを応援。中でも一番みんなが笑ってくれて、癒されたと反響があったのが「パンダ」でした。

3年前からパンダを定着させ、現在はメンバーも5人となり、年々応援にも熱が増しています。

バラモンキングでの応援は、スイムからランのゴールまで場所を転々としながら追いかけます。開催日の2ヶ月ほど前から、体力作りを始め、応援で使う音楽や、前年の反省を踏まえた準備を整えるそうです。そんな熱い思いが選手にも伝わり「今年も会えたね」、「頑張ってね」などと声をかけられたり、写真を一緒に撮ったりと選手との交流も深まっています。取材中も和気あいあいとした皆さんの雰囲気に、たくさんの方が癒されているのも納得です。

しかし今年6月、応援の準備を進めていたバラモンキングがコロナ禍で中止に。残念な思いが立ち込める中、リーダーの提案で、バラモンキングの選手や、島外で暮らしている方へ向けた応援動画を作成しYouTubeで公開。「コロナに負けるな」、「ぎばって生きれよ」というメッセージを込めて五島の名所で撮った動画は、選手の方々にも届き、反響が大きかったそうです。

最近では、バラモンキングの選手から刺激を受け、夕やけマラソンなどに出場するようになった応援隊のメンバーもいます。「毎年同じ場所で応援することで、パンダを目指して走ってほしい。パンダを見て笑ってほしい。そんな気持ちを込めて、全力で応援しています。応援をしている私たちも、選手の皆さんから元気をもらっています！」と熱く語ってくれました。

次はつばきマラソンで出没するかも？ 現在隊員を募集中です！あなたも一緒に応援しませんか？興味がある方は、インスタグラムでダイレクトメッセージをお送りください。

取材・執筆／ライターグループfumoto