大学院生 須田さん

須田さん

プロフィール

須田 翔哉

• 出身：富江町
• 学校：九州大学大学院工学府博士課程

生命を感じる五島の夏

小・中学生の頃、毎年夏は父とクワガタを採っていました。餌を仕掛けずとも樹液の豊富なポイントを知っていれば面白いように取れました。ヒラタ・コクワが多かった中、極稀にミヤマを見つけると興奮しましたね。多い時は50匹程飼育したことも。家の傍の沢には、蛍やサンショウウオなどが生息していました。家の中に蜘蛛やキリギリス、アマメ等が歩きまわるのは恐ろしかったです…。五島での思い出は生命が活性化する夏が色濃いです。

島を離れてから知った五島の魚のおいしさ

島を離れ実感したことは、やはり魚の美味しさです。元々捌く時の生臭さが嫌で、魚が苦手でしたが、福岡に来てから徐々に苦手意識も消え、食べられるようになると五島の魚の美味しさがわかるようになりました。特にお酒を飲めるようになってからは好物になりました！盆と正月の帰省時、一番の楽しみは『ご飯』ですね。帰る度、美味しいものばかりもらって食べています（両親に感謝）。お土産に板付蒲鉾やてんぷらを買って戻ると喜ばれます！

過疎化が進む五島。福岡事務所の活動にほっとします

福岡事務所設立後、福岡に居ても故郷をより身近に感じるようになりました。物産展等で改めて五島の魅力を知ることもあります。五島の知名度は確実に上がっていると思います（交通の便・旅費等を考え、僕の周りでは観光へ訪れる人は稀ですが…）。過疎が進む中、事務所が活動しているというだけでほっとします。今後も活発に活動している姿を見せてくださると安心します。