下崎山町出身岡本登美子さんへインタビュー

 

岡本登美子さん

プロフィール

岡本登美子（おかもととみこ）さん

• 出身：下崎山町
• ウパウパハウス岡本助産院院長
• 五島市ふるさと大使

岡本さんの経歴

崎山小、中学校を卒業後、名古屋市の看護学校や長崎大学への進学を経て、福江島内の産婦人科医院に勤務。当時、自ら小型ボートの免許を取得し、二次離島地域の周産期医療にあたりました。1992年、神奈川県に助産院を開業。その後、保育園や産後ケア施設などを開設し、地域で働く女性の生活を支えてきました。それらの功績が認められ、内閣府の「令和3年度女性のチャレンジ賞」など、数多くの表彰を受けています。

五島の思い出

畑仕事や豚の世話、薪でお風呂を沸かしたり、近所の幼い子どもをおんぶしながら皆で遊んでいたことを思い出します。家から臨む五島灘の水平線や空に流れる雲を見るたび、遠い異国へ思いを馳せていました。今や仕事でイギリスやスペインといった諸外国と情報を交換するなど、幼少期の体験が現在につながっていると、つくづく思います。

五島市の若い方々へ

幼少期の経験が私のチャレンジ精神を育んでくれました。島で暮らしている方々には、今この瞬間を大切にしてほしいと思います。また、成長・発展するためには「ユニークさ」も必要。島での体験が必ずや生きるものと確信しています。決して諦めない気持ちを持って、ぜひさまざまなことにチャレンジしてください。