田尾フラットプロジェクト
更新日:2017年01月17日
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旧田尾小学校の校舎
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田尾フラット協議会 橋本会長
田尾フラットプロジェクト
富江町田尾地区は、少子高齢化・過疎化が進む住民120人程度の小さな農村集落。飲食店や宿泊施設もなく、住民以外あまり立ち寄ることがありません。このままでは、まちが廃れてしまう。そう思った住民有志が集まり、地域に元気を取り戻す活動がはじまりました。
平成27年8月、農業者を中心とした組織「農事組合法人 田尾ファーマーズ倶楽部」を立ち上げ、生産活動の効率化や遊休農地の活用など、地域と農地を守る取り組みをはじめました。
そして、廃校して16年が経過した地域のシンボル「旧田尾小学校」の校舎を活用し、持続可能な集落経営を実現するため、昨年7月に住民と民間、行政が連携・協力して、「田尾フラット協議会」を立ち上げました。
田尾地区には、有名な観光名所はありませんが、豊かな自然と食・文化などの地域資源があります。『田尾フラット』プロジェクトは、旧校舎を拠点として、これらの資源を活かした、飲食事業、宿泊・体験事業を展開。一つの経営体として、交流人口の拡大と経済活動も生み出す集落を目指して取り組んでいます。
田尾フラット協議会 橋本博隆会長からのメッセージ
6年前、田尾にUターンしましたが、まちに元気がないと感じ、このままでは地域が廃れてしまうとの思いから、活動を始めました。
廃校した旧田尾小学校を利用して何かやりたいと思い、昨年7月に田尾フラット協議会を設立。田植えや稲刈りなど農業中心のイベントをとおして交流人口を増やしています。昨年7月には、福岡からキャンプも誘致し、田尾の山や海を楽しんでもらいました。
今後は、校舎をカフェや宿泊施設に改修。グラウンドはキャンプ場に整備予定です。将来的には、移住者が農業などして田尾で暮らせる環境をつくりたいです。小さな田尾が元気になる姿を応援してください。
田尾フラット協議会
拠点は、旧田尾小学校校舎(富江町田尾1201番地1)。
構成メンバーは、農事組合法人 田尾ファーマーズクラブ、旧田尾小学校区住民および卒業生有志、五島市商工会、草草社(デザイン事務所)、有限会社 スタジオA建築設計事務所、協議会の目的に賛同する方々。
田尾フラットFacebookで情報発信をしています。
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