前島のトンボロ
更新日:2011年08月15日
干潮時のトンボロ。末津島に歩いて渡ることができる。
前島は、南西にある末津島と
トンボロと呼ばれる
帯状の浜でつながっている。
トンボロとは、
奈留瀬戸の激しい潮の流れで
小石が堆積してできた砂洲で、
幅約10メートル、長さ約400メートルに及ぶ。
干潮時には玉石でできた浜が干上がり、
前島と末津島が陸続きになる。
トンボロは日や時間帯で形が違う。
満潮になれば途切れ、台風のように風が強いときはうねりが大きくなる。
青白くのびる前島のトンボロはまさに絶景。
また、景観として美しいだけでなく、地形学的にも大変貴重。
ちなみに、日本三景のひとつ天橋立(京都)は、前島のトンボロと同じ成り立ち。
前島は、ありのままの自然とゆったりとした静けさを楽しめる別天地。
静寂な時間に身を委ねていると、スッキリと心が洗われた。
前島は、面積は小さいけれど、訪れる人を癒やしてくれるふところの大きい島だった。
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