国の重要文化的景観
更新日:2011年06月28日
蕨地区。奥には、日本一小さな有人島 蕨小島が見えます。
5月に久賀島の景観は
国の「重要文化的景観」の答申を受けた。
ツバキを利用しながら守り続けたこと、
独特の自然環境と上手に共存してきた
島民の暮らしにより創り出された風景が
国の文化財としてふさわしいとの
評価を得たのである。
久賀島で見られる風景は、
島民が長い年月をかけ築き上げ、
守り続けてきたものである。
しかしその魅力的な風景も急速な人口減少により、
これまでどおり守っていくことが困難な状況にある。
この美しく、雄大で、魅力溢れる島の風景を
後世に伝えていくためにはどうすればいいのか。
現代に生きる我々の知恵が必要とされている。
注:文化的景観とは
文化的景観とは、地域の歴史や自然、地形、気候などと
そこに暮らす住民が上手に共存してきた結果としてできあがった風景のこと。
その中でも、特に価値の高いものは「重要文化的景観」に選定される。
「重要文化的景観」は史跡や天然記念物、国宝などと同じく
「国が選定する文化財」の一種である。
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