ヘルプマーク・ヘルプカード
更新日:2019年3月11日
ヘルプマークとは
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害の方、発達障害の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるためのマークです。
ヘルプマークを持つことで、支援を必要としていることを知らせることができます。
ヘルプマークの使い方
ストラップを利用して、鞄等に付けて使用します。常時着用する、必要な時に着用する等、使い方は自由です。ストラップがドアに挟まったり、紛失しないよう注意してください。
ヘルプマークの裏面には付属のシールを貼ることができます。シールには、「ヘルプマーク」の利用者が、周囲の方に伝えたい情報や必要とする配慮等の内容を記入できます。
- 記載例
利用者の情報(氏名、電話番号、通院の状況、緊急連絡先等)
配慮して欲しいこと(筆談でお願いします、コミュニケーションが不自由です等)
ヘルプマークを使用するには
対象者
長崎県内在住の方で、次に該当する方(障害者手帳の有無は問いません)
- 義足や人工関節を使用している方
- 身体障害、精神障害、知的障害、発達障害、内部障害がある方、難病の方、妊娠初期の方などで外見からは援助や配慮を必要としていることが分かりにくい方
- 外見から援助や配慮を必要としていることが分かる方のうちマークの利用を希望する方
配布方法
申込書を五島市社会福祉課または各支所へ提出してください。
ヘルプマークを身に付けた方への配慮
- バス等の公共交通機関で席を譲る
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続ける等の同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。 - 商業施設等で声をかける等の配慮
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降等の動作が困難な方がいます。 - 災害時、安全に避難するための支援
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由等により自力での迅速な避難が困難な方がいます。
ヘルプカードとは
ヘルプカードとは、障がいのある方が困ったときに助けを求めるためのものです。「手助けが必要な人」と「手助けできる人」を結びます。
障害がある人には、自分から「困った」となかなか伝えられない人がいます。支援が必要なのに、「コミュニケーションに障がいがあってもそのことを伝えられない人」、「困っていることそのものを自覚していない人」もいます。特に災害時には、困りごとが増えることが想定されます。
一方、地域の人からは、何かあったとき「どう支援したら良いか分からない」「障がいのことが分からない」「困っているのでは?と気になるけれど、誰にその人のことを聞いたら良いか分からない」という声があります。
何かきっかけさえあれば、両者がつながることができます。ヘルプカードは、そのきっかけを作ります。
ヘルプカードの使い方
障がいを持つ方が持ち歩きます。災害時や緊急時など周囲の人に手助けを求めたい時などにカードを提示し、手助けを求めます。
カードの活用場面
- 災害のとき
- 災害が発生したとき
- 災害に伴う避難生活が必要なとき
- 緊急のとき
- 道に迷ってしまったとき
- パニックや発作、病気のとき
- 日常的にちょっとした手助けが欲しいとき
ヘルプカードを使用するためには
ヘルプカードは五島市社会福祉課、各支所で配付します。申込は不要です。下記からダウンロードしたものを印刷して利用することも可能です。
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このページに関する問い合わせ先
福祉保健部 社会福祉課 障がい福祉班
郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号(本庁舎)
直通電話:0959-72-6117
ファクス番号:0959-72-6881(直通)