久賀島ニーズ調査結果

令和2年度久賀島ニーズ調査の報告

調査の目的

久賀島の高齢化率は約57.5％で、65歳以上の高齢者は177名です。久賀島は二次離島であり、デイサービスや配食、ヘルパーはありますが、入居施設は存在しておりません。そのため、高度認知症など独居での生活を行う上で問題が出てくると、島内で生活することが難しくなります。このような久賀島においては、今後、台風などの災害に備えた自助や、住民同士の助け合い・声掛け合いができる共助がますます重要になっております。

また、高齢化による認知症などのリスクについてサービスが少ないなどの課題もあり、近所の見守り・声掛けなどによる早期の発見が重要です。

そこで住民の生活状態を知り今後必要となってくるサービスや居場所などの誰でも気軽に集まれる場所などを検討し、住み慣れた島でできる限り生活できる仕組みづくりのために住民の社会資源やニーズを収集することを目的とします。

調査日時

令和2年9月25日～令和2年11月19日（6回）

調査地区

久賀島（久賀・市小木・大開・外上平・蕨・猪之木・田ノ浦）

調査方法

個人宅訪問聞き取り（2名体制新型コロナ感染症対策としてマスク着用し、玄関先での聞き取りを行う）

調査結果の活用方法

• 二次離島の住民の生活状態を知る。
  
• 地域の住民活動の場や社会資源を知ることで気軽に集まれる場所の検討を行う。

調査ご協力のお礼

久賀島住民の皆様調査にご協力いただきありがとうございました。