マダニ等が媒介する感染症に注意しましょう
更新日:2024年5月17日
五島市内では令和6年度に入り、ダニ媒介性疾患の患者が確認されています。
マダニ類やツツガムシ類は、野外の藪や草むらに生息しているダニで、野生動物が出没する環境に多く生息しているほか、民家の裏山、裏庭、畑やあぜ道などにも生息しています。マダニ類は、日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などを媒介し、ツツガムシ類はその名のとおりつつが虫病を媒介します。
春から秋(3月から11月)にかけては、マダニ等の活動が活発になる時期ですので、野外で活動する際は、長袖、長ズボン、長靴を着用するなどして肌の露出を極力避けて感染防止に心がけましょう。もし、マダニ等に咬まれていたことに気づいた場合、無理に取り除こうとすると、マダニの口器が皮膚の中に残り化膿することがありますので、皮膚科等の医療機関で適切に処置してもらいましょう。また、咬まれた後に発熱等の症状があった場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。受診した医療機関では、咬まれた状況などをできるだけ詳細に説明しましょう。
マダニに咬まれないために
草が茂った場所に行くときには
ダニは草が茂った場所に多く生息しています。草が茂った場所に行くときには、下記にご注意ください。
- 肌の露出を少なくしましょう(長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用する)
- 防虫スプレーを使用しましょう。
外から帰ったら
屋外から帰ったら、身体や服をはたき、すぐに入浴してダニに咬まれていないかよく見ましょう。
ダニ等に咬まれたときは
無理に引っ張らないようにしましょう
ダニは皮膚に頭を突っ込んで吸血します。一見、「ほくろ」や「かさぶた」のように見えます。咬まれていたら、無理に引っ張らないようにしましょう。無理に引っ張ると、ちぎれて皮ふの中にダニの一部が残る危険があります。ただちに皮膚科などで診療を受け、ダニの頭が皮ふの中に残らないように取ってもらいましょう。
数週間は体の具合に注意しましょう
ダニに咬まれたあと、数週間程度は、身体の具合に注意しましょう。発熱などの症状が出た場合は、内科などで診察を受け、ダニに咬まれたことを伝えましょう。
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- (長崎県)マダニやツツガムシが媒介する感染症に注意しましましょう(外部サイトに移動します))(外部サイトにリンクします)
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