百日咳にご注意ください
更新日:2025年5月2日
百日咳とは、特に子どもに多く見られる感染症で、咳が長引くことが特徴です。
百日咳菌によって引き起こされる細菌感染症であり、感染力が非常に強く、主に飛沫感染によって広がります。
特に乳幼児や妊婦は重症化しやすいため、咳が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
主な症状
(1)カタル期(約2週間持続)
通常7~10日程度の潜伏期を経て、通常の風邪のような症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。
(2)痙咳期(けいがいき)(約2~3週間持続)
次第に特徴ある咳になります。(短い咳が連続的に起こり、続いて、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出る。)
(3)回復期(2、3週~)
激しい発作は次第に減衰し、2~3週間で認められなくなります。成人の百日咳では咳が長期にわたって持続しますが、典型的な発作性の咳を示すことはなく、やがて回復に向かいます。全経過で約2~3カ月で回復します。
感染経路
鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)とされています。
予防と対策
- ワクチン接種:定期接種を受けることが推奨されています。特に乳幼児期に接種することで、重症化を防ぐことができます。
- 感染者との接触を避ける:百日咳の流行時には、感染者との接触を避けることが重要です。また、手洗いやマスク着用などの基本的な感染対策も徹底しましょう。
関連リンク
- 厚生労働省ホームページ(外部サイトにリンクします)
- 日本小児学会(百日咳ワクチン接種ポスター)(外部サイトにリンクします)
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