第2次五島市自殺対策計画を策定しました

1998年以降、自殺者数が3万人を超え続けていたことを受けて、2006年に「自殺対策基本法」が制定され、これに基づき、2007年7月には、「自殺総合対策大綱～誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して～」が閣議決定されました。

また、2016年には、都道府県、市町村に自殺対策計画を義務づけるなどとする法改正が行われました。本市では、2019年度に「五島市自殺対策推進本部」を設置し、「第1次五島市自殺対策計画～いのちの充電プラン～」を策定しました。

2022年10月に新たな自殺総合対策大綱が閣議決定されました。自殺者数は依然として毎年2万人を超える水準で推移しています。新たな大綱では、これまでの取り組みに加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえた対策の推進などを追加し、総合的な自殺対策の更なる推進・強化を掲げています。

本市では、このような情勢を踏まえ、引き続き、社会における「生きることの阻害要因」を減らし、「生きることの促進要因」を増やすことを通じて、社会全体の自殺リスクを低下させ、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指して自殺対策を更に推進するため、第2次計画を策定しました。

この計画を推進することで、「安全・安心で住みやすさ日本一のしまをつくる」ことを目指します。