11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」実施期間です
更新日:2024年11月1日
「189(いちはやく)気づいてあげてそのサイン」
こども家庭庁は、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しています。毎年啓発のために標語を募集しており、令和6年度の最優秀作品は『189(いちはやく)気づいてあげてそのサイン』に決定しました。全国的に児童虐待に関する相談件数は依然として増加傾向にあり、こどもの生命が奪われる重大な事件も後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。こどもの「命」と「権利」、そしてその「未来」は社会全体で守らなければなりません。児童虐待は、社会みんなの問題であり、子育てをしている家庭を見守ることが大切です。「虐待かな?」と思ったら☎189(通話無料)にお電話ください。「虐待という証拠もないし・・・」とためらうかもしれませんが、連絡をすることがこどもと保護者を守ることにつながります。
児童虐待とは
児童虐待とは、以下の4種類に分類されます。(児童虐待の防止等に関する法律)身体的虐待 | 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束するなど |
性的虐待 | こどもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィティの被写体にするなど |
ネグレクト | 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど |
心理的虐待 | 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、こどもの前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)、きょうだいに虐待行為を行うなど |
こどもや保護者のSOS
こどもや保護者は次のようなSOSのサインを出しているかもしれません。
こどもについて
- いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする。
- 不自然な傷や打撲のあとがある
- 衣類やからだがいつも汚れている
- 落ち着きがなく乱暴である
- 表情が乏しい、活気がない
- 夜遅くまで1人で家の外にいる
保護者について
- 地域などとの交流がなく孤立している
- 小さいこどもを家に置いたままにしている
- 子育てに関して拒否的、無関心である
- 子育てに強い不安や悩みを抱えている
まずは連絡、「189」へ
児童虐待かも…と思ったら、すぐにお電話ください。長崎児童相談所へつながります。あなたの1本の電話で救われるこどもがいます。
通告、相談は匿名で行うことも可能です。通告、相談をした人やその内容に関する秘密は守られます。
子育てや出産に関する悩み相談は、五島市こども未来課(電話0959-74-5831)でも受け付けています。
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このページに関する問い合わせ先
福祉保健部 こども未来課 こども健康班郵便番号:853-0064
長崎県五島市三尾野1丁目7番1号(福江総合福祉保健センター)
直通電話:0959-74-5831
ファックス番号:0959-74-5832(直通)