奈留島に「しまなび舎」ができました

令和3年3月22日、奈留島にて「しまなび舎（や）」の竣工式が行われました。これは、奈留しまなび協議会の活動拠点となります。

奈留しまなび協議会は、奈留島の行く末を案じ、「奈留島の未来は奈留高校とともにある」との思いから、離島留学生の受入環境を整備するため令和元年に設立されました。地域住民とともに離島留学生のための寮や教育・多世代交流の事業を行おうと活動しています。

「しまなび舎」の改修を開始したのは、2020年11月。島内の皆さんや奈留高校同窓生からの寄付やクラウドファンディングをきっかけとした全国の皆さんの寄付により集まった約1,000万円を自己資金とし、五島市からの補助金を受けて、この3月についに完成となりました。

学生寮としての機能や、島の子ども達の学習支援、住民の多世代交流の拠点としての役目も担っています。

運営の中心となるのは、「島ナビ隊」と呼ばれる地域おこし協力隊の4名。大学新卒の2名を含む20代の若者たちが、住民と共に、島が元気になるような活動をしていきたいと熱意を燃やしています。

建物の改修工事や内装設備は全て島内業者に依頼し、清掃も多くの住民が協力。9部屋ある個室に設置された学習机とベットは、住民からおさがりを寄付していただいたもの。住民の愛情と、歓迎の意がこもった「しまなび舎」。2021年4月からはいよいよ、6名の留学生が島暮らしをスタートさせます。

取材／ライターグループfumoto

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  しまなび舎外観

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  しまなび舎の個室

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  竣工式の様子

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  しまなび舎に配属される地域おこし協力隊のみなさん