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五島市 椿情報サイト つばきのしまだより

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つばきを愛でる

国際優秀椿園

更新日:2022年8月16日

椿を観る

国際優秀椿園

五島椿森林公園(五島椿園と鬼岳樹木園を一つの公園とした名称)が国際ツバキ協会(ICS)から、優れた椿園として評価を受け、2010年3月22日、国際優秀椿園に認定されました。
同公園内椿の充実、災害・渇水対策、安全歩行対策、ガイド対策の整備など、国際優秀椿園の認定に向けたこれまでの努力が実を結びました。
椿の品種の充実や公園の美しさに加え、世界各国の椿愛好者に人気のある「玉之浦」や、椿油の製造など人々の暮らしの中で培われてきた「椿」との共生も大いに評価されたそうです。
認定後、中尾前五島市長は、「椿が自生する島の力と先祖が育んできた椿との共生が認定の源になった。椿の島づくりの新たなパワーとしたい。」とコメントを出しました。

五島椿園


五島椿園

五島椿園は、西海国立公園鬼岳の中腹に位置しています。鬼岳樹木園に近い現在地に1998年3月に完成し、市民へ開放しています。
五島椿園の総面積は6.0haで、椿品種の現有数は259種、自生するヤブ椿を含め、約2,800本の椿が植栽されています。
五島市の代表的な椿である玉之浦のコーナーがあり、100本以上植栽されていて、毎年2月頃が見ごろです。五島椿園からは、雄大な海や島々が眺望でき草スキー場も整備され、子供から大人まで楽しめます。
2005年2月には「第15回全国椿サミット五島大会」が開催され、椿のメッカとして椿に関する体験講座など、各種行事が催されました。

五島椿園の椿たち


天目(てんもく)。濃紅色に斑点が入っているのが特徴。3月から4月頃が花期です。


ことじ。しわや縮れが少し入っているのが特徴。11月から2月頃が花期です。


太郎冠者(たろうかじゃ)。紫色を帯びた桃色が特徴。12月から4月頃が花期です。


乙姫(おとひめ)。桃色に白斑が入っているのが特徴。12月から3月頃が花期です。


小夜詫助(さよわびすけ)。12月から3月頃が花期です。


講武詫助(こうぶわびすけ)。2月から4月頃が花期です。


白さかさ富士(しろさかさふじ)。3月から4月頃が花期です。


久留米燭紅(くるめしょっくこう)。鮮紅色地に白斑が入っているのが特徴。2月から4月頃が花期です。


白拍子(しらびょうし)。花底が淡黄色を帯びているのが特徴。11月から4月頃が花期です。


桃太郎(ももたろう)。桃色地に花底が白いのが特徴。3月から4月頃が花期です。


隠れ磯(かくれいそ)。あずき色地に白覆輪が特徴。11月から3月頃が花期です。


小磯(こいそ)。鮮明な紅色が特徴。


大虹(おおにじ)。紅色地に白斑が入っているのが特徴。3月から4月頃が花期です。


バレンタインデー。濃桃色の千重咲きが特徴。3月から4月頃が花期です。


ジェシー・コナー。明桃色が特徴。11月から3月頃が花期です。


フラワーガール。藤桃色で半八重咲きが特徴。


シナモン・シンディ。淡桃色の小輪が特徴。2月から3月頃が花期です。


サニーサイド。淡桃色で底白、一重が特徴。2月から3月頃が花期です。


玉之浦(たまのうら)。濃紅色に白覆輪が特徴。1月から4月頃が花期です。

鬼岳樹木園


鬼岳樹木園

鬼岳樹木園は、1992年度に完成し、広く市民に保健休養、自然体験および教育の場として開放されています。
面積は2.2haで、植物分類学的に科別にゾーンを設けており、ヤブ椿も含め200種類以上、約1,700本(うち椿8品種、490本)が植栽されています。
春は桜やツツジ、初夏は新緑とあじさい、秋は紅葉、冬は椿と四季を通して、各種植物を楽しむことができます。

鬼岳樹木園の椿たち


ひな詫助(ひなわびすけ)。明るい桃色、一重が特徴。11月から3月頃が花期です。


白詫助(しろわびすけ)。白色、一重が特徴。11月から3月頃が花期です。


胡蝶侘助(こちょうわびすけ)。桃紅色地に白斑が特徴。3月から4月頃が花期です。


ヤブ椿 福江19号(やぶつばき ふくえ19ごう)。濃紅色が特徴。


玉之浦(たまのうら)。濃紅色に白覆輪が特徴。1月から4月頃が花期です。


紅詫助(べにわびすけ)。紅から桃紅色、一重が特徴。12月から3月が花期です。

五島椿森林公園へのアクセス

福江港から車で15分、福江空港から車で5分。詳しくは下記マップをご覧ください。

周辺案内図

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