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更新日:2019年2月27日

椛島は漁業の島

夜中、漁船に灯りをつけて漁をしている様子の写真です。

漁師にとっての「朝」は深夜1時や2時
港に響く漁船の低いエンジン音とともに1隻、2隻と船が出航し
暗い海の中を漁場へ向かう

潮の速さや波の高さ
海の様子を見て場所を決め

魚の反応を見て仕掛けや網を入れる

灯りをたいて魚を集められる星明りの海が漁の勝負時
夜の海にポツポツともる漁船の灯りは
椛島の水産業の象徴でもあります

夜中、漁船に灯りをつけて漁をしている様子の写真です。

夜が明け、船は港に戻って釣果の水揚げ
魚をしめたり、箱に詰めて出荷します

そしてまた次の漁の準備

椛島の漁師の暮らしはそうして紡がれています

椛島の漁

朝方漁から戻り、船上で出荷の準備をしている漁師の写真です。

椛島では一本釣り、延縄漁(ナガノと呼ばれます)、刺し網漁(キビナ刺し網)、建て網漁(タテアミ)などが行われており、潜ってサザエなどを獲る漁師さんもいます。

ナガノは縄に釣り針を連ね、キビナゴ(キビナと呼ばれます)をエサにつけた仕掛けを船から流して行う漁です。

仕掛けを1つ作るのに30分から1時間かかるため、漁にでない女性も「ナガノくり」をして自分の家の漁を手伝ったり、他の家の分を頼まれたりと活躍します。

延縄漁の仕掛けを作るナガノくりをしている女性の写真です。

刺し網は船から網を流してキビナを獲る漁です。6月から7月は産卵期のため禁漁となり、出荷できません。五島列島のキビナは有名ですが、産地で食べる獲れたてで新鮮なキビナはまた格別です。

イセエビは5月21日から8月20日は禁漁。漁協の許可を得た漁師さんが解禁の時期に大型のイセエビが獲れるアミタテを行います。

椛島の漁

イトヨリダイ

イトヨリダイの写真です。

イトヨリ、イトなどと呼ばれます。
通年水揚げされますが、9月から12月が多いです。300グラムから600グラム程度。ナガノで獲れます。
身体に黄色い線が入っており、尾ひれの上端が糸のように伸びています。
椛島では煮付けやお吸い物、塩焼きや甘めのヅケ、刺身では皮を湯引いても食べます。

キダイ

キダイの写真です。

レンコと呼ばれます。小型のタイでレンコダイとも。
ナガノで連なって獲れる様子から「レンコ」と呼ばれるようになったともいわれます。
通年水揚げされますが、9月から12月が多いです。100グラムから400グラム程度。
マダイと同じく刺身や塩焼き、お吸い物などで食べます。

アジ(マアジ、シマアジ等)

アジの写真です。

アジの仲間は数種類、通年水揚げされます。
一本釣りで獲れます。30センチメートル程度までが多いですが、50センチメートル程もある大きなアジが水揚げされることも。
刺身や塩焼き、アジフライや南蛮漬けなどに加え、すり身揚げにすることも多いです。アジ100%だったりほかの魚を使ったり、家庭の味です。

イサキ

イサキの写真です。

そのままイサキや、イッサキとも呼ばれます。
6月から10月に一本釣りで獲れます。
400グラムから800グラム程度です。
塩焼きや煮付け、刺身は皮を湯引きしてもよく、新鮮な白子も美味です。

キビナゴ

キビナゴの写真です。

キビナ、キンナゴと呼ぶ人も。
刺し網で獲れ、ナガノのエサにも使います。
通年獲れますが、6月から7月は禁漁です。6センチメートルから10センチメートル程の大きさです。
椛島で獲れたばかりの刺身や一夜干し、から揚げなどは絶品。しょうゆ味のつゆでサッと火を通す鍋「いりやき」は名物料理です。

これらの他にもエソやコチ、マトウダイやアマダイ、マグロの幼魚であるシビなど様々な魚が水揚げされます。

このページに関する問い合わせ先

市民生活部 市民課 椛島出張所

郵便番号:853-2482
長崎県五島市本窯町8番地1(椛島出張所)

直通電話:0959-78-2101
ファクス番号:0959-75-7002(直通)

問い合わせ先

椛島地区まちづくり協議会事務局(五島市役所 椛島出張所内)
郵便番号:853-2482 長崎県五島市本窯町8番地1
電話番号:0959-78-2101
ファクス番号:0959-75-7002
電子メール:kabashima●city.goto.nagasaki.jp(●は@に置き換えてください)

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