麻しん(はしか)にご注意ください
更新日:2020年11月18日
麻しんに感染しないためには、予防接種が重要です。ご自身の麻しん(はしか)のワクチン接種歴を確認し、ワクチンを2回接種した記録がないなど、麻しん(はしか)に対する免疫が十分でない場合には、ワクチン接種について、かかりつけ医に相談してください。また、海外に旅行した方や麻しん患者が発生している地域へ旅行した方は、旅行後2週間程度は健康状態にご注意ください。
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスに感染することによって起こる感染症です。麻しんウイルスは、空気感染、飛沫感染(咳やくしゃみ、会話等)、接触感染(患者の唾液や鼻汁等にいるウイルスに直接および間接的に触れる)で、ヒトからヒトへ感染し、感染力は非常に強いとされています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症するといわれています。
潜伏期間と症状
10~12日間(最大21日間)の潜伏期間を経て、発熱、咳、鼻汁、結膜の充血等の症状が数日続きます。その後、口の中に白い粘膜疹(コプリック斑)が現れることもあります。いったん、熱が下がったように見えますが、また、すぐに高熱が出て、赤い発疹が出始め、全身に広がります。肺炎や中耳炎、まれに脳炎を合併することもあります。
予防
麻しん(はしか)は、ワクチンを2回接種することで予防することができます。
麻しん風しん(MR)ワクチンの定期接種対象者(第1期は1歳児、第2期は小学校入学前の1年間)は早めに接種することを検討してください。
定期接種については「予防接種」をご覧ください。
定期予防接種対象者以外の方は、まず、母子健康手帳等で予防接種歴や麻しん(はしか)にかかったことがあるかどうかを確認してください。1歳以上で未接種者、小学生以上で2回のワクチン接種記録がない方は、麻しん(はしか)に対する免疫がない、または免疫が低い場合が考えられるので、ワクチン接種をお勧めします。
関連リンク
- 予防接種
- 麻しんについて(厚生労働省ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 麻しん(長崎県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
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