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大気汚染の状況

更新日:2019年3月5日

問7:基準値超えはいつ頃からか。

平成25年1月以降、1日平均値の環境基準値(1立方メートル当たり35マイクログラム)を超過した日は、平成25年1月24日は壱岐と佐世保市福石の2局、平成25年1月31日及び2月22日は諫早、壱岐、佐世保市福石、大塔の4局です。平成25年3月4日は、佐世保市福石、大塔及び五島の3局、平成25年3月8日から9日は全6局で基準超過しておりますが、その日は黄砂飛来が確認されております。

問8:他県に比べなぜ低い。

熊本県においては、平成25年3月5日の早朝(5時から7時)に県内1ヶ所だけの1時間値が1立方メートル当たり85マイクログラムを超過し、県内全域を対象に「注意喚起のお知らせ」を発出しました。

当日の早朝3時間のうちの1時間値の最高値は、長崎県では55で注意喚起発出の対象とはなりませんでしたが、隣接する佐賀県も1時間値が1立方メートル当たり85マイクログラムの超過はみられておらず、長崎県が特別低いとは思われません。おそらく、気象条件等による大気の流れ、自然由来も含めた当該地域からの内部生産や地形(盆地にはたまりやすい)の違い等によって濃度差が出ているものと考えます。

問9:時間帯(朝・昼・夜・未明)に傾向はあるか。

長崎県の場合、PM2.5は、光化学オキシダントのように特に日中に濃度が高くなる傾向はみられず、深夜、未明等に濃度が高くなることもあります。また、自動車排ガス測定局では、通勤時間帯の朝と夕に高くなる傾向がみられます。

問10:日本ではいつ頃から発生していたのか、また問題視されたか。

PM2.5は最近急に発生したものでなく、太古の昔から一定量は地球上のどこの大気にも存在しています。また、自然起源のものと人間の活動により発生するものがあり、自然起源のものについては原始時代から人類は呼吸してきたものです。

国は、平成9年7月の米国の環境基準設定を受け、平成11年度から曝露影響調査研究を開始しました。環境基準が設定された平成21年9月以降、環境モニタリングの必要性が認識されました。現実的に問題視されたのは、平成25年1月以降の、中国北京のPM2.5による大気汚染がマスコミによって報道されてからだと思います。

問11:仮に飛来が治まっても、地面等に残るのではないか。

微小粒子は、揮発や雨で除かれたり、風に飛ばされるため、地面等の長期間残留することはないと思われますが、詳細な知見等はない状況です。

このページに関する問い合わせ先

市民生活部 生活環境課 環境班

郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号 (本庁舎)

直通電話:0959-72-6116
ファックス番号:0959-74-1994(代表)

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