『五島市地域おこし協力隊(奈留島の観光推進)』を募集します!
更新日:2025年9月18日
五島市では、令和8年1月1日任用予定の「五島市地域おこし協力隊」を募集します。
ミッションは「奈留島の観光推進」です。
募集の詳細については、下記関連ファイルの「募集要項」に記載しておりますので、ぜひご一読ください。
奈留島の魅力を観光に活かしたい
観光資源の宝庫「奈留島」
四方を海に囲まれ、複雑に入り組んだ地形をしている奈留島には、透明度の高いビーチや独特の地形が生み出す千畳敷、満天の星空などダイナミックな自然が広がり、世界文化遺産にも登録された「奈留島の江上集落」は奈留島観光の目玉として、多くの観光客が訪れています。
また、7月6日を「奈留(7・6)の日」とし、この日を島全体で盛り上げるべく、大漁旗を持ったランナーがリレー形式で島一周を繋ぐ「大漁旗マラソン」、ユーミンこと松任谷由実さんが作詞作曲し、島の愛唱歌となっている「瞳を閉じて」を船の出発に合わせて島民が大合唱する「瞳を閉じて大合唱」など、約1か月間に渡り、奈留島ならではの多彩なイベントを「奈留の日プロジェクト」として開催しています。
そのほか、大漁旗を掲げた船団が神輿を載せて海を航海する「奈留神社例大祭」、島内外からたくさんのサンタが集まり島内を駆け巡る「サンタラン」など、1年を通して、様々なイベントが開催されています。
それに加え、近年ではUIターン者が島内で宿泊施設や飲食店を開業したり、2025年に公開された「劇映画 孤独のグルメ」のロケ地となるなど、新たな観光振興の動きも生まれてきています。
一方で、これまで島の観光産業の中心的な役割を果たしてきた団体の規模縮小や島内に観光に精通した人材が不足していることなどから、奈留島の魅力ある観光資源が効果的に活用できておらず、観光で盛り上がっているとはまだまだ言い難い状況です。
こんな方をお待ちしております!
そこで、奈留島の魅力的な素材を活かして、観光を盛り上げていくために、奈留島では、以下のような地域おこし協力隊に来てほしいと願っています。
まずは、島の魅力を発見して、発信できる方です。島の隅々まで探索したり、イベントに参加したり、島民の話を聞きながら、移住者のフラットな目線で島の魅力を発見し、それを写真や動画などで広く情報発信していただくことを期待しています。
つぎに、観光業についての経験・ノウハウをお持ちであることです。奈留島の既存の観光コンテンツを磨き上げたり、眠っている観光素材の掘り起こしなどを行い、それらを活かした奈留島ならではの観光プログラムを作りあげてほしいと考えております。
そして、こうした業務に取り組むときに大事なのが、協力隊員一人で仕事を進めるのではなく、島民の方々としっかりとタッグを組んで、巻き込みながら、一緒になって進めていただきたいと考えております。そのためには、協力隊員自身も島民の一人であるということを自覚して、地域の活動にも意欲的に参加し、島民や観光関係者等とのコミュニケーションを積極的に図りながら、島に馴染んでいただくことを期待しています。
協力隊のミッションと活動イメージ
ミッション
任用された協力隊は任期中、下記のミッションに取り組みます。
1)奈留島の魅力的な資源を活かした観光商品の企画・誘客促進
2)島内で実施されているイベントを活かした誘客促進
活動イメージ
ミッションをクリアしていくために、下記のようなイメージで活動を進めていきます。なお、あくまで現時点でのイメージなので、活動を進めていくうえで、変わることがあります。
STEP01奈留島について知る
- 最初は、島の隅々に足を運んだり、島民の皆さんと交流をしながら、奈留島を深く知ることから始まります。
- そのなかで、観光関係者などに話を聞いたり、既存の観光コンテンツについて調べながら、奈留島における観光の現状と課題を把握します。
- 奈留島で開催される行事やイベント等には積極的に参加し、島民の皆さんとの繋がりを築くとともに、「このイベントは観光客も楽しめそうだな」
- 「もっとこうしたら観光客を呼べそうだな」など、観光コンテンツとしての可能性を探ります。
STEP02奈留島の観光について考える
- STEP01で奈留島について知り、島暮らしにも慣れ、様々な島のイベントに参加し、知人も増えてきたら、次は奈留島の観光について、少し踏み込んで考えていきます。
- STEP01で把握した奈留島の魅力や観光資源、課題を整理し、観光関係者などと協力しながら、奈留島観光を盛り上げるための戦略(アクションプラン)を練ります。
- 観光客の増加につながる協力隊員ならではのアイディアを考え、それを行政や地域団体等と協力しながら、実現を目指します。
STEP03観光誘客のために動く
- STEP02で練った「アクションプラン」を形にします。
- アクションプランに沿いながら、旅行会社、地域団体等と連携を図り、観光誘客が可能なイベントの旅行商品化を目指します。
任期終了後について
- 任期終了後は、協力隊時代に得た知識やノウハウ、ネットワークを活かし、奈留島観光を盛り上げるために必要な事業を自ら起業・事業承継をしたり、観光誘客に向けた事業を展開しながら、引き続き、奈留島に定住することが考えられます。(必ず、ミッションに即した事業に取り組まないといけないということではありません)
応募条件
応募条件
- 3大都市圏をはじめとする都市地域等にお住まいで、採用後、五島市に生活の拠点を移し、住民票を異動できる方
3大都市圏をはじめとする都市地域等とは…埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、政令指定都市、「過疎、山村、離島、半島等の地域」に該当しない市町村 - これまでに観光に関する業務に携わった経験がある方
- 旅行業務取扱管理者(総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者、地域限定旅行業務取扱管理者のいずれか)の資格を有している又は協力隊任期中に同資格を取得する意欲がある方
- 活動期間終了後も五島市に定住し、起業又は就業しようとする意欲がある方
- パソコン(ワード・エクセル・パワーポイント)の一般的な操作ができ、SNS等を使って情報発信できる方
- 普通自動車免許を有し、実際に運転できる方(AT限定可)
- 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当しない方
求める人物像
- 離島の生活に憧れ、楽しむことができる方
- 住民の一人として、地域住民と積極的に交流を図り、地域に溶け込みながら、
- 様々な地域活動に意欲的に参加できる方
- 観光や地域の振興に向け、意欲的に活動する地域住民や団体等とコミュニケーションを図りながら連携し、奈留島の活性化のために意欲的に活動できる方
- 市内外の旅行業者・観光事業者等と連携し、観光ツアーの企画・開発に向けて意欲的に活動できる方
募集人数
1名
勤務地
五島市役所 奈留支所 地域振興班(五島市奈留町浦1815番地3)勤務日及び勤務時間
- 勤務時間週35時間(1日につき7時間)原則として月曜日から金曜日
- 年次有給休暇のほか特別休暇制度有
雇用形態及び期間
- 五島市の会計年度任用職員(パートタイム)として五島市長が任用します。
- 最初の任用期間を令和8年1月1日から令和8年3月31日とし、活動状況により、最長3年間の更新が可能です。
報酬等
月額213,161円
期末手当あり(月額×1.25月分×年2回)
勤勉手当あり(月額×1.05月分×年2回)
(いずれも令和7年9月1日現在)
在職期間が6ヶ月に満たない場合は支給割合が変更になります。
待遇及び福利厚生
- 住居については市が無償貸与、又は家賃補助制度活用(上限40,000円/月額)
- 健康保険、厚生年金、雇用保険に加入します。
- 公務上必要な消耗品等については、予算の範囲内で市が負担します。
地域おこし協力隊が負担するもの
- 五島市までの交通費、引越しに要する経費
- 活動期間中の生活に必要な備品、消耗品など
応募手続
応募受付期間
令和7年9月16日(火曜日)から令和7年10月24日(金曜日)17時15分必着- 提出された書類は返却しません。
- 募集の目的を達成するため、必要があるときは上記募集期間の延長や追加募集を行うことがあります。
- 書類の到着を確認でき次第、メールもしくは電話にて、ご連絡いたします。
提出後、数日経っても連絡がない場合は、お手数ですが下記問い合わせ先までご連絡ください。
提出書類
- 五島市地域おこし協力隊応募用紙 (下記関連ファイル参照)
- 会計年度任用職員登録申込書
- 運転免許証の写し
- 旅行業務取扱管理者の資格を有している方は、保有を証する書類の写し
応募前に「カジュアル面談」を実施します
- 地域おこし協力隊としての業務内容や五島市への移住、島の暮らしなどについて、応募前にイメージができるよう、ざっくばらんな面談をオンラインにて行います。
- 応募前に「カジュアル面談申込フォーム https://forms.gle/H39d6LzRbPG8r4wC9)もしくは下記二次元バーコードより、お申込みください。
選考
第1次選考(書類審査)
- 応募書類到着から1週間以内をめどに実施します
第2次選考
- 第1次選考合格者を対象に「五島市での対面形式」にて実施します。
- 五島市まで来島することが難しい場合はご相談ください。
- 詳細な日時等は第1次選考結果を通知する際にお知らせします。
最終結果
- 第2次選考の結果により、合否の判定を文書で通知します。
申込み・問い合わせ先
郵便番号:853-8501
住所:長崎県五島市福江町1番1号
五島市役所 地域振興部 地域協働課 地域づくり協働班
電話番号:0959-76-3070
ファクス番号:0959-74-1994
メールアドレス:chiiki●city.goto.lg.jp(●を@に置き換えてください)
関連ファイル
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このページに関する問い合わせ先
地域振興部 地域協働課 地域づくり協働班郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号 (本庁舎)
直通電話:0959-76-3070
ファックス番号:0959-74-1994(代表)