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「見る」長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

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浦頭教会

更新日:2024年3月13日

浦頭教会の外観

昭和43年(1968年)建立
教会の保護者:使徒聖ペトロ・聖パウロ
郵便番号:853-0051
長崎県五島市平蔵町2716

浦頭教会地図

  • 浦頭教会の鐘
  • 浦頭教会の椅子に座る女性
  • 浦頭教会の内観

1868年(明治元年)12月、福江島の奥浦村では信徒59名が浦頭(うらがしら)の信徒宅に囚われるというできごとがあり、久賀(ひさか)島に引きつづきキリシタン迫害が本格化していきました。その後も入牢者は増え、別の牢に2年あまり収容された者もいました。1873年(明治6年)の禁教の高札撤去に伴って、迫害や追放は止まり、投獄されることはなくなりました。

浦頭の地に初代教会が建立されたのは、1888年(明治21年)のことです。2代目の教会は鉄川与助の設計、施工により、1921年(大正10年)6月に完成しました。そのころは平蔵(ひらぞう)教会と呼ばれていました。日曜日のミサに集まる近郊からの信徒たちは教会に入りきれず、外庭まではみ出す状況でした。そこで、1950年(昭和25年)5月に大幅な増改築工事がおこなわれた経緯があります。

現在の浦頭教会は、1968年(昭和43年)、集落の高台に場所を移し建設されました。下五島の中心的役割を果たした堂崎(どうざき)小教区の廃止および大泊教会の閉鎖がなされ、奥浦地区の信徒たちは、翌年発足した浦頭小教区(当時の信徒数1,170人、戸数170戸)に属し、現在にいたっています。

四季折々の装いを見せる里山をバックに、白亜のモダンな姿が際立つ浦頭教会は、旧約聖書のノアの箱舟をイメージしたものです。近年は浦頭教会を会場に、市内の音楽愛好家や信徒も加えた奥浦混声合唱団による荘厳な聖歌のコンサートなども行われています。

  • アクセス
    福江港、福江空港からいずれも車で10分
  • ミサの日
    〈月曜日から金曜日(火曜日を除く)〉6時
    〈火曜日〉17時
    〈日曜日〉5時30分(第1日曜日を除く)、8時
  • 拝観可能時間
    9時から17時
    <ミサや教会行事中は不可の場合があります>
    <扉が閉まっているときは内観見学はできません>
  • その他
    駐車場 有

周辺案内図

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