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「訪れる」長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

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奈留島の見どころ

更新日:2022年6月22日

奈留島マップ

narumap

江上天主堂

  • 江上(えがみ)天主堂の歴史は、1881年(明治14年)3月に潜伏キリシタンの4家族が洗礼を受けたことにはじまります。かれらの先祖は、江戸時代末期に大村藩領(現在の長崎市外海(そとめ)方面)から移住してきたのでした。そのころ江上地区には教会がなかったため、信徒の家でミサがおこなわれていましたが、1906年(明治39年)、現在地(奈留(なる)町大串1131)に簡素な教会が建てられました。
    本格的な教会が建築着工されたのは、1917年(大正6年)でした。当時の信徒は40~50戸でしたが、各地で教会建築をしていた鉄川与助に設計施工を依頼し、信徒たちはタブの木を伐りはらって敷地を造成しました。建築資金はすべて、キビナゴの地引網(じびきあみ)で得た収入などを出しあい、翌1918年(大正7年)3月に完成させました。
    江上天主堂を訪ねると、緑の木々の間からのぞく白い壁、窓がブルーの外観からは愛らしい印象を受けます。建物の構造は、湿気を避けるために床を高くし、柱には手描きの木目模様、窓には花を描いた透明ガラスを工夫していることなどが特徴です。内部は本格的な立面構成の三廊式になっており、リブ・ヴォールト天井(蝙蝠(こうもり)天井)の美しい曲線が、人々の祈りの空間をあたたかく包んでいます。
    この教会は、わが国における木造の教会のうち、完成度の高い作品として歴史的価値に優れ、小規模ながら教会建築の名工鉄川与助の代表作としても重要であり、2008年(平成20年)6月9日、国の重要文化財に指定されました。
  • 交通:奈留港から車で20分
  • お問合せ:長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター 電話番号:095-823-7650
  • 江上天主堂外観

  • 江上天主堂内観

奈留島世界遺産ガイダンスセンター

世界遺産構成資産「江上集落」と潜伏キリシタンの歴史の説明、遺物の展示、また奈留島の歴史や観光スポットなども紹介しています。施設内ではお手持ちのスマートフォンで「多言語WiFi音声ガイドjaj.jp」をお楽しみいただけます。

  • 所在地〒853-2201長崎県五島市奈留町浦1815番地3電話0959-64-315
  • 観覧料金無料
  • 開館時間9時から17時(入館は16時30分まで)
  • 休館日1月から6月及び11月から12月の毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日から1月3日)・その他休館あり

前島のトンボロ

  • 奈留瀬戸の激しい潮のながれにより小石が堆積してできたもので、満潮時には見えませんが、干潮になると前島と末津島が陸続きとなり、美しい景観に変わります。学術的にみても大変価値のあるものです。
  • 交通:奈留島港から船で10分、前島港下船後、さらに徒歩15分
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター電話番号:0959-64-3155

前島のトンボロ

千畳敷(舅ヶ島海水浴場)

  • 奈留島の絶景ポイントのひとつ。畳千枚ほど敷ける広さを誇る「千畳敷」。
    海辺の玉砂利は磨かれて宝石のように美しく、ザザーッという静かな波の音がとても心地よくしてくれます。シャワー、トイレも整備されており、夏には海水浴場としても利用できます。
  • 交通:奈留島港から車で10分
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155
  • 千畳敷

  • 舅ヶ島海水浴場

城岳展望所

  • 中世に奈留氏が山頂に城を構えた「城岳」。駐車場から遊歩道を登って3分くらいのところにある展望台からは、上五島の一部や久賀島、福江島まで見渡せます。奈留島で一番良く見渡せる場所です。
  • 交通:奈留島港から車で15分
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155

城岳展望所から眺め

ユーミンの歌碑

  • 「奈留高校」が分校であった時代、自分たちの校歌が欲しいという想いから、奈留高校の女子生徒が送った一通の手紙。ユーミン(松任谷由実さん)が作詞・作曲して誕生した名曲「瞳を閉じて」は、現在、奈留高校の愛唱歌となっています。高校の敷地内にある歌碑には、ユーミンの直筆の歌詞が刻まれています。
  • 交通:奈留島港から車で約10分
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155

ユーミンの歌碑

笠松宏有記念館

  • 笠松宏有記念館は、旧船廻小学校を改修して、奈留島出身の画家・笠松宏有氏の絵画を展示した美術館です。この記念館は、「五島の海」「キリシタン」「戦争と平和」などをテーマに描かれた作品約30点が展示されています。
  • 交通:奈留港から車で15分
  • 入館料:大人100円、学生50円
  • 休館日:月曜日・水曜日・12月29日から1月3日
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155

笠松宏有記念館

宮の浜海水浴場(宮の森総合公園キャンプ場)

  • 小さな玉砂利の浜辺は、どこまでも青く澄み渡っていて、眺めるだけでも心癒されます。シャワー室・トイレ完備で、夏は多くの観光客、帰省客で賑わいます。徒歩10分のところに、大自然を満喫できる「宮の森総合公園キャンプ場」もあり、本格的なログハウスのほか、バンガロー、大浴場、バーベキュー施設も備えています。
  • 交通:奈留港から車で15分
  • お問合せ:
    奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155
    宮の森総合公園内管理棟 電話番号:0959-64-4898
  • 宮の浜海水浴場

  • 宮の森総合公園キャンプ場

ビーチロック

  • 大串池塚(ラグーン)海岸のビーチロックは、砂や礫が可溶性の珪酸(けいさん)と炭酸石灰質物で堅くセメント化されて、幾層にもかたまったもので、ビーチロックの中からは、縄文時代前期の曽畑(そはた)式土器が発見されました。
  • 交通:奈留港から車で30分
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155

ビーチロック

ハマジンチョウ

  • 奈留島に生育するハマジンチョウの特徴とし、群生地が海岸ではなく海跡湖の岸に80mにわたって群落をなしており、環境の高い自然度である。いずれの点からも我国第一級のハマジンチョウの群落であり、平成元年に県指定となっています。
  • 交通:奈留港から車で30分
  • お問合せ:奈留島世界遺産ガイダンスセンター 電話番号:0959-64-3155

ハマジンチョウ

福江-久賀島-奈留島を結ぶ旅行商品

世界遺産構成資産(五島市)の着地型旅行商品紹介

五島列島キリシタン物語 奈留島・久賀島編(昼食なし)

  • 出発日:2022年4月1日(金曜日)から2022年9月30日(金曜日)の日、火、水、木、金、土曜日
  • 旅行代金大人:13000円小人:10000円
  • 申込方法下記の「五島列島キリシタン物語ホームページ」のリンクからお申込みください。または、お電話にてお申込みいただけます。(電話番号0959-72-2963)
  • 申込期限:出発日3日前の17時まで
  • 募集人員最小催行人員:2名様定員:16名様
  • 集合場所:福江港ターミナル1階五島市観光協会売店前12時40分集合
  • 行程表(12時40分集合)福江港(13時発)~~~奈留港===奈留島世界遺産ガイダンスセンター===江上天主堂===奈留港~~~旧五輪教会堂・・・五輪駐車場===牢屋の窄殉教記念教会===田ノ浦港~~~福江港(17時30分着)


    観光協会の五島列島キリシタン物語奈留島・久賀島編(外部サイトにリンクします)をご覧ください。