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五島市の再生可能エネルギー情報

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その8.5月30日って何の日?

更新日:2021年5月26日

毎年5月30日は、「ご(5)、み(3)、ゼロ(0)」の日です。    
ごみゼロの日とは、日本で美化活動とともに、ごみの減量化と再資源化を促す啓発活動を実施するための日です。「530(ごみゼロ)運動」は,1970年代に愛知県豊橋市の山岳会会長・夏目久男さんの呼びかけで始まり,その後,官民一体の活動となって全国に広まりました。    
1993年には厚生省(現・厚生労働省)が5月30日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定されました。    
現在は5月30日~6月5日(環境の日)を「ごみ減量・リサイクル推進週間」として,3Rの推進運動,不法投棄監視パトロールなどが全国各地で行われています。   

海洋ごみ問題について    

五島でも身近な問題として取り上げられる海洋ごみ問題。世界中で今も増え続けています。    
海に流出するプラスチックごみの量は世界中で年間800万トン、2050年にはプラスチックをはじめとする海洋ごみの量が、魚の量より多くなるともいわれています。    
海洋ごみの約8割は、陸(街)から川を伝って海に流れ出したものとされることから、海洋ごみを減らすには海だけでなく街でも活動することが重要です。    
1人ひとりが海洋ごみ削減のためのアクションを行う。「ごみを出さない、ごみを捨てない、ごみを拾う」、一人ひとりの行動が、海の未来を守ることにつながります。    
    
毎年、春と秋に日本財団と環境省が共同で「海ごみゼロウィーク」の取組みをしています。    
海ごみゼロウィーク2021についての詳細は、下記関連サイトよりご覧ください。       

ごみの減量・リサイクルで出来ること    

出来ることは様々ですが、特に考えていただきたい「資源ごみ3」の分別についてお話ししたいと思います。    
「古紙類」のうち、リサイクル可能なものを「雑がみ(オフィスペーパー)」として資源ごみ3で収集します。    
ただし、家庭から出る「個人情報等が含まれる紙ごみ」の処理は、個人情報部分を黒く塗りつぶして資源ごみ3で出すか、個人情報部分を切り取って、その部分のみ燃やすごみで出してください。   

「資源ごみ3」分別内容

  • 段ボール    
  • 新聞紙    
  • 紙パック    
  • 本・雑誌    
  • チラシ・雑がみ(オフィスペーパー)    
  • 古布類 

雑がみ(オフィスペーパー)とは  

家庭や事業所から出る紙で、「段ボール」「新聞紙」「紙パック」「本・雑誌、チラシ」以外のリサイクル可能な紙のことです。具体的には、紙箱、封筒・はがき、包装紙、紙袋、ワイシャツ・下着類の台紙 (厚紙等)、紙の芯、カレンダー、メモ用紙・コピー用紙などです。 

リサイクルできる紙類

菓子箱、ティッシュの箱、使用済コピー用紙、名刺、紙の芯、はがき、パンフレット、包装紙、紙袋、カレンダー、封筒、台紙
    
一見、燃えるゴミに出してしまいそうになるものばかりですが、リサイクル(=資源になる)できる紙類です。     

  資源ごみ3の主なリサイクル 

段ボールは、段ボール、紙類へ。新聞紙は新聞紙、週刊誌などへ。紙パックは、トイレットペーパーへ。本、雑誌、チラシ、雑がみはボール箱、絵本などへ。    
詳しくは、下記関連サイト「古紙の分別方法(生活環境課)」、「資源ごみは生まれ変わります。(生活環境課)」をご覧ください。

はじめよう!プラスチックスマート 

はじめに、海洋ごみ問題について触れましたが、私たちの生活様式を見直さない限り、持続可能な社会・ 自然環境の構築はもとより、今の生活を続けていくことさえ難しくなることが予想されます。正しい処理やリサイクル方法を広め、バイオマスプラスチックや代替素材などを理解しながら、プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。環境省では、そうした様々な取り組みを推進し、さらに広げていくため「プラスチック・スマート」を実施しています。

 

  • 取組事例の紹介「花王(スマートホルダー)」

花王のシャンプーやボディーソープの「詰替え」から進化した「付け替え」スマートホルダーの提案、プラスチック使用量削減、最後まで使い切れる。【出典:プラスティックスマートHPより】   

     
今年の5月30日(ごみゼロの日)は、ご自身が1日にどれくらいのごみを出しているのか、ご家庭で使用しているものをごみの減量化でエコなものに切替できないか等、少し考える日にしてみてはいかがでしょうか?    
    
五島市をゼロカーボンシティに!    
「一人の100歩より100人の一歩」    
市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。