五島市水道事業経営戦略

五島市水道事業経営戦略を公表します。五島市水道事業は、これまで健全経営の維持に努め、安全で良質な水を安定して供給してきました。しかし、人口減少による料金収入の減少や、水道施設が大量に更新時期を迎えるなど、経営環境が厳しくなることが想定されます。

今後の水道事業の経営戦略を明確にするため、平成29年3月、中長期的な経営の基本計画である「五島市水道事業経営戦略」を策定しましたが、平成30年12月に水道法が改正され、また、平成31年3月に上位計画である「五島市水道事業ビジョン」を策定したことから、令和2年度から令和11年度を計画期間とする新たな計画として改訂を行いました。

公表資料

• 五島市水道事業経営戦略〈令和元年度改訂版〉（PDF：3.1MB）
• 五島市水道事業経営戦略概要版〈令和元年度改訂版〉（PDF：789KB）
• 五島市水道事業経営戦略アクションプラン（令和5年度～令和7年度）（PDF：563KB）

経営戦略の概要

計画期間

令和2年度から令和11年度（10年間）

事業の現況

• 水道事業：計画給水人口34,400人、現在給水人口34,390人
• 簡易水道事業：計画給水人口2,490人、現在給水人口2,483人

目標指標

指標の概要

• 有収率
  施設の稼動が収益につながっているかを判断する指標。100%に近ければ近いほど稼働状況が収益に反されている。
• 管路経年化率
  耐用年数を超えた管路延長の割合であり、管路の老朽化度合を示す指標。基準はないが、類団（類似団体）平均などとの比較により現状の把握・分析を行う。
• 口座振替率
  調定件数に対する口座振替件数の割合。事務の効率化の指標として設定。

水道事業（上水）

指標	平成27年度	平成30年度	目標 （令和11年度）	参考
有収率	76.38％	72.90％	81.00％	(H30類団平均) 84.81％
管路経年化率	12.70％	13.35％	39.50％	(無策時のR11) 42.39％
口座振替率	75.88％	86.39％	91.00％	―

簡易水道事業（簡水）

指標	平成27年度	平成30年度	目標 （令和11年度）	参考
有収率	72.92％	64.80％	81.00％	(H30類団平均) 72.42％
管路経年化率	18.29％	16.70％	40.24％	(無策時のR11) 47.71％
口座振替率	88.05％	89.10％	91.00％	―