五島くんせい 五島くんせい工房
更新日:2019年5月8日
紹介
「五島にないものを作りたかった」そう話すのは、上大津町の五島くんせい工房で代表を務める林洋睦(はやし ひろのぶ)さん(33歳)。五島出身、高校進学とともに島を離れ、卒業後は福岡県や愛知県で自動車関係の会社に勤めていました。28歳の時に五島へUターンし、水産関係の仕事に従事。五島に帰ってきてからは、父の利則さんと「一緒に商売をしてみよう」とよく話していました。燻くん製せい食品を扱う店舗が五島にはないことや、利則さんが燻製を趣味にしていたこともあり、32歳となった平成30年11月、「五島くんせい工房」を立ち上げました。
こだわりは五島の新鮮な食材。五島くんせい工房で扱っている商品の多くはマダイやブリなど、燻製食品としては珍しい海産物。利則さんが仲買人として自ら目利きし、五島の魚市場で仕入れた活きの良い食材だけを使用しています。新鮮な食材を素早く調理することで素材の旨みを閉じ込めています。
燻製を作る際には欠かせないのがチップ。さまざまな種類の燻製チップを取り寄せ、試食を繰り返した結果、風味・香りが良く、あまりクセがない桜チップを使用しています。さらに燻製する際には五島の椿油を表面に塗ることでしっとりとした弾力となり、噛めば噛むほど香ばしい味わいが楽しめます。
五島を訪れる観光客にも好評で、お酒が好きな方には特に喜ばれる五島くんせい工房の商品。ふるさと納税の返礼品としても人気です。
「今後は物産展などに積極的に出店し、知名度を上げていきたい」と話す洋睦さん。常温で保存できる新商品も開発中です。
五島の食材を使った「燻製」という新たな美味しさを全国へ広めています。
林洋睦さんの近影
マダイやブリ、チーズなどの燻製食品
五島くんせい工房外観
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